ペット行動コンサルタントSENDAの千田純子です。

今まで生活をしていて問題がなかったのに、赤ちゃんが生まれたり、家族に変化があったり、引越しなどのような環境の変化があると、問題行動が出てくることがあります。下の方のワンちゃんは赤ちゃんという新しい家族が増えて、どう振る舞ったら良いのか不安なのではないでしょうか。ケージを別にするのは、舐めるのを止める方法としては、一時的な対処法としては良いかもしれませんが、根本的な解決方法にはならないでしょう。

家族構成が変わったことで今まで見逃してきた問題行動が悪化してきたり、気になり始めたりすることはよくあることです。小さな赤ちゃんを抱えて、２ひきのチワワちゃんをしつけ直すのは大変だとは思いますが、今では、動物行動学に基づいたしつけ方を教えてくれるトレーナーさんであれば、ほとんどの問題行動を改善することは可能です。

当方でも、そういう相談を受けることはありますが、皆さん頑張って短期間に改善されています。どうしても子育てで大変という場合は、犬の保育園に預けるという方法もあります。

下のワンちゃんの環境の変化に対して不安が大きくなっている場合は、バッチフラワーのレスキューや、ウォルナット、アスペン、チコリーなどを使ってみると落ち着く場合もあります。わんちゃんによって必要なレメディが違いますので、きちんと治したいという場合は、バッチフラワーのアニマルプラクティショナーのコンサルテーションを受けながら、動物行動学に基づく行動修正法の指導を受けた方が良いと思います。