小笠原 隆夫
オガサワラ タカオ社員にやる気を出させるヒントになるエピソード集 - 私の思い・考え のコラム一覧
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いろいろ似ている“過重労働防止の議論”と“野球の登板制限の話”
少し前から、高校野球での投手の投球制限に関する話題が出ています。投球過多による酷使や故障、選手寿命の短縮を防ぐ目的で、いろいろな内容を検討しているようですが、まだはっきりとした結論は見えていないようです。 この議論を見ていて気づいたのが、ここ最近の残業制限緩和の動きと合わせて議論されている、過重労働防止に関する内容と意外に共通点があることです。 過重労働対策として挙がる項目の...(続きを読む)
「メンバーが楽しく仕事ができるように」というリーダーシップ
これは数年前、お正月のバラエティー番組で見たことです。 ジャニーズ事務所に所属するグループのリーダーたちが集まって、それぞれのリーダー論を語り合っていました。 話している内容を見ていて、注目されるグループのリーダーとして、それをまとめているだけのことはある、さすがだと感心していましたが、その中でNEWSのリーダーの小山慶一郎さんが、「他のメンバーが楽しく仕事をしてくれるのが幸せ」と...(続きを読む)
「売りたい人」からは買いたくない心理
私は独立して仕事をしているということもあり、広い意味で仕事に良い影響を得るための一環として、人と出会う機会を増やさなければなりません。そこで、様々な団体の懇親会や異業種交流会といったイベントに参加することがあります。 そんな様々なイベントや会合に参加してきたおかげで、ビジネスパートナー、経営者同士の友人、飲み友達など、いろいろな仲間と出会うことができました。一緒にビジネスをしたり、仕事で助け...(続きを読む)
「自分の経験を教えたい」というコンサルタント希望者の独りよがり
私が独立して仕事を始めてから、しばらく年月が経ちましたが、同じような仕事のしかたを希望する人や、独立したばかりの人から、コンサルタントという仕事に関して、相談されたり意見を求められたりということがときどきあります。 独立したいという人には、勧めも止めもしませんし、すでに独立した人であれば、素直にうまく行けば良いなと思います。 ただし、その中には例外があり、この人は考え直した方が良い...(続きを読む)
目につくことが増えた「“権威”を振りかざす人」
ある飲食店でのお昼時のこと、60代くらいの初老の男性が、「生ビール!」との注文です。アルバイトと思われる店員さんが「大きさはどうされますか?」と尋ねると、この人は「普通の!」と言います。 「グラスですか?ジョッキですか?」「だから普通の!」という変なやり取りがあった後、このお店にはランチビールのメニューがあるらしく、お店の人がそれを出したところ、「普通と言ったら中ジョッキに決まってるだ...(続きを読む)
「自分の常識」は「他人の非常識」かもしれない
ある飲食店で食事をしていた時のことです。 隣の席にいた初老の男性2人の会話が、なにげなく耳に入ってきてしまったのですが、こんなことを言っていました。 「最近の若い者は、ろくに新聞も読んでいない」 「だから世の中の動きを知らなすぎる」 「手紙の書き方もわかっていない」 「だから言葉を知らない」 などなど。 何かよほどのことがあったのか、それとも日頃からのうっぷんの積み重ねな...(続きを読む)
「働かないオジサンの言い分」に似ていると感じたこと
ウェブ上の記事で、「働かないオジサンの言い分」という話がありました。 50代読者からの投書だそうで、その内容は 「年功序列の給与の中で、若い頃は安月給で働かされ、会社には十分貢献してきたはずで、いま多少働きが悪くてもその頃の“貸し”がある。途中で処遇を引き下げたり、クビを切られたりするようなやり方はルール違反だ。」 「若者は“使えないのに給料が高い”と言うが、自分たちも年をとれば、...(続きを読む)
「自己キャリア」なのに会社まかせで良いのか
今から数年前、企業内のミドル層からシニア世代の、キャリア自律を考えるというイベントに参加したことがあります。 その時に感じたのは、特に大企業に属している人や安定した職業についている人ほど、自分自身のキャリアを自分では考えず、会社まかせにしている傾向があったということです。最近は少し変わりつつある空気を感じはしますが、やはり基本的な傾向は同じです。 こういう人たちのマインドチェ...(続きを読む)
「リーダーに必要な3つの目」が一人でそろわなければつなぎ合わせればよい
すでに聞いたことがある人は多いと思いますが、特にリーダーには、物事の見方としての3つの目、「鳥の目」「虫の目」「魚の目」が必要だと言われます。 「鳥の目」は、大所高所からマクロ的、大局的に物事全体を把握する俯瞰の目、 「虫の目」は、物事に近づいて様々な角度から細部を見つめる複眼の目、 「魚の目」は潮の流れのような周りの変化、時代の流れのようなものを敏感に感じ取る目、 ということです...(続きを読む)
「全体を見ているつもり」の無意識による勘違い
たまたまあるホテルの宴会場に立ち寄った時のことです。 たぶんどこかのクラス会か何かの集まりだと思いますが、「○○の傘寿の会」という看板を見かけました。 傘寿と言えば80歳のお祝いのことですが、ふと会場をのぞくと、100名近い人が会場に詰めかけています。皆さんお元気そうで、とても80歳とは見えない人もたくさんいらっしゃいます。 私と同行していた人がそんな様子を見て一言、「最近のお年寄り...(続きを読む)
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