小笠原 隆夫
オガサワラ タカオ社員にやる気を出させるヒントになるエピソード集 - 私の思い・考え のコラム一覧
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「威圧するリーダー」のメリットは何か
リーダーのスタイルとして、最近注目されるのは「自分が先頭には立たない」「メンバーを信頼して任せる」「メンバーの自律、自主性を重んじる」といったタイプです。野球のWBCでの栗山監督などが、まさに当てはまります。 リーダーシップ・スタイルには、ありたい姿やゴールを示す「ビジョン型」、個々の成長を促す「コーチ型」、信頼関係が優先の「関係重視型」、チーム全体の合意のもとに進める「民主型」などがありま...(続きを読む)
「パワハラ“的な”研修」には価値がないと思う理由
少し前のことですが、ある新聞に「パワハラ研修」に関する記事がありました。 一般的に「パワハラ研修」と言えば、「パワハラ“防止”研修」を指していることが多く、この言葉で検索すれば、「防止」の話ばかりが出てきますが、この記事で言っているのは、「パワハラ的で過酷な社員研修」のことです。 記事によれば、その特徴は「肉体的負荷をかける」「自己否定させて価値観を破壊する」「外部と遮断する」の3つがあ...(続きを読む)
あるCEOが語った「若い社員への“違和感”」に対する”違和感”
数年前ですが、あるニュースサイトに掲載された某有名企業CEOが語る仕事論についてのお話です。当時はネットを中心に、悪い意味でちょっと話題になりました。 タイトルが「若い社員への"違和感"」というものでしたが、後日タイトル変更されており、「部下は上司から、上司は部下から学びなさい」となっていました。 数多くの突っ込みがあって変更したと思われますが、その内容にはツイッターなどで数多くの...(続きを読む)
「普通」という基準の怖さと危うさ
「普通は気づくはず」 「普通なら出来るでしょう」 「それくらいは普通だろう」 レベル、能力、さじ加減、程度といったものを、「普通は・・・」という言葉で表現することがよくあると思います。私もつい言ってしまうことがあります。 しかし、この「普通」という言葉には、注意が必要です。何かの尺度を示す上での具体性が何もなく、「普通」と言っている本人の主観でしかないからです。 「普通」の対...(続きを読む)
「週休3日制」の良さそうなこととそうではないこと
ここ最近、「週休3日制」をすでに導入していたり、導入を検討していたりする企業の話を耳にします。 週休3日制といわれると、多くの人は、「そんな制度があればよい」と思うのでしょうが、いろいろ考えていくと、必ずしも良いことばかりとはいえないように思われます。 週休3日制にする場合、そのパターンがいくつかあります。 一つ目は、純粋に週一日分の時間短縮にする代わりに、賃金もそれに合わせて減るパタ...(続きを読む)
「具体化された目標」は現実化しやすいという話
今はほとんどの会社で、“目標管理制度”のような仕組みを取り入れています。期初に組織全体の目標に沿った自己目標を設定して、期末にその達成度を評価します。その結果を処遇に反映するなど何らかの形で活かそうとするものです。 そこでは、「評価指標を明確にしておくこと」が重要であるとよく言われます。それができていないと、後で適切な評価をすることができないからです。評価指標がはっきりしているからこそ、目標...(続きを読む)
「いらないと思うビジネスマナー」にも意味があるとわかってもらうには
あるウェブサイトで、『新人が「必要ないのでは」と思うビジネスマナーTOP10』というランキングがありました。入社3年目までの20代会社員の男女各100人ずつに、アンケート調査を実施した結果とのことです。 似たようなランキングはいくつもあるようですが、私が見た内容は以下のようなものでした。 1位 始業5分前にデスクについている 2位 電話のベルは2回コール以内までに出る 3位 訪問...(続きを読む)
「お正月営業」の議論を見ていて思うこと
サービス業を中心としたお正月営業は、働き方改革などの流れもあって、せめて三が日くらいは休もうというところも増え、以前に比べる少なくなってきているように感じます。そうは言っても元日から営業する大手スーパーなどもあり、利用者の利便性を取るのか、それとも従業員のプライベートを優先するのか、その対応は会社によって様々なようです。 これは数年前の新聞記事ですが、「元旦営業は是か非か」というものが...(続きを読む)
「副業」を認めたくない会社の言い分に思うこと
雇用環境や経済状況の様々な変化の中で、社員の副業を認めていこうという流れが始まり、実際に認めている会社もずいぶん増えてきています。 ある調査によれば、社外での副業、兼業を認めている企業の割合は50%を超えており、ここ数年で一気に進んだ感じがします。 その一方、検討していない、認める予定はないという企業も30%ほどあり、社員の副業には否定的な考えを持っていて、以前と同じく禁止したままという...(続きを読む)
運や偶然に左右されがちな「自分のキャリア」をどう考えるか
ある調査によると、新入社員が感じる入社前のイメージと実務とのギャップは、「仕事内容や配属について」が全体の30.0%と最も多く、次いで「組織の特徴や社風について」が21.3%、「成長環境やキャリア開発について」が19.2%となっていたそうです。 回答者のコメントを見ると、 「希望していた部署とはかけ離れた部署に配属された」 「平日休みで、週末や祝日には出勤の必要があるなど、勤務体系...(続きを読む)
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