小笠原 隆夫
オガサワラ タカオ社員にやる気を出させるヒントになるエピソード集 - 私の思い・考え のコラム一覧
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「本気かどうか」は自分にしかわからない
少し前のことになりますが、ニートや引きこもりの若者の就労支援をしている厚生労働省の広報ポスターに対して、現場関係者などから批判が出ているという話題がありました。 「キミはまだ本気出してないだけ」との応援メッセージが、職に就けない責任を個人に押しつける印象を与えているからだそうです。 厚労省の担当者は「“本気”には“本当の気持ち”という意味や、どんな思いでも打ち明けてほしいという願い...(続きを読む)
“幸運”や“成功”は「予定外」のことから生まれるという話
あるテレビ番組で話題にしていたことですが、ノーベル賞をとるような大きな発明、発見のほとんどは、予定していなかったこと、ラッキーなことから始まっていることが多く、自分の予定通りにやったことからは、大きな発見はあまり生まれていないのだそうです。 また、「予定外」のことから発見を見出すには、それを見逃さないための感性が必要で、そのためには、今までの既成概念を捨て、肩の力を抜き、そのことをもう...(続きを読む)
人手不足の今だからこそできる「働き方改革」
このところ、主に「長時間労働」に関する労働時間の話題が増えています。過度な長時間労働が心身の健康を害することは間違いなく、その解消は絶対に必要なことです。 ただ、「仕事が好きで」「自分がやりたくて」「納得して」、そうやって働いている結果、長時間労働になっているという人もいて、そんな人たちの中には「労働時間だけが問題ではない」「働き方の質の問題」という人がいます。 経営側からの要望が...(続きを読む)
あらためて思った「すぐに身につくことはすぐに忘れる」ということ
年明け早々の頃、特にインターネット上の様々な記事や情報を見ていて思ったことがあります。それは、「ダイエット」に関するものがやたらと多いことです。 “正月太り解消”と称して、その方法や心得が出ていますが、裏を返せば、それほど多くの人が、この時期には興味をもって見ている内容だということでしょう。 やっぱり正月というのは、家族や親戚が集まって、食べたり飲んだりする機会が多くなります...(続きを読む)
立場が違うとどうにもかみ合わない「残業代」に関する議論
少し前のことになりますが、「残業代を求める若者は社会をなめているのか?」というウェブ記事を見ました。 日本生産性本部ほかの団体が、新社会人を対象に実施した「働くことの意識」調査で、「残業についてどう思うか」という質問に対して、「手当がもらえるならやってもよい」と答えた若者が約7割と過去最高だったということです。 一方で「手当にかかわらず仕事だからやる」は下降線をたどっていて今回は2...(続きを読む)
「何か欲しければ、自分から先に与える」ということ
これは私が独立してから何度も思う機会があり、何度も経験してきたことです。 つい最近もあったのですが、起業したてのコンサルタントの人で、会うたびに自分の商材やサービスに関する営業ばかりをする人がいました。 いい人ですし、一生懸命な様子がよくわかり、応援してあげたいとも思うのですが、周りの人たちは、その一方的な営業の姿勢を見て、何となくその人を避けるようになってしまっています。あ...(続きを読む)
浅田真央さんを見てあらためて思う、彼女が万人に好かれて応援される理由
フィギュアスケートの浅田真央さんが、先日現役からの引退を発表されました。引退会見は彼女らしい良い雰囲気で、お疲れ様という気持ちとともに、これからの彼女の活躍を祈らずにはいられません。 これは数年前の記事ですが、フィギュアスケートの取材を20年以上しているという、ある女性ジャーナリストが書かれていた浅田真央さんに関するお話からです。 このジャーナリストの方は、浅田さんのお母様と年...(続きを読む)
自分のやる気を「会社のせい」にする無意味さ
私がまだ若かりし頃、企業勤務の時代には、「なぜ会社は人のやる気を失わせるようなことをするのだろう・・・」と不満を持つことがずいぶんたくさんありました。 待遇や評価などのありがちなことばかりでなく、ちょっとした情報開示の仕方、顧客への対応指示、お金の使い方、導入する設備、上司の素行、経営者の態度・・・。その他本当にいろいろです。 自分としては「こうした方が絶対に良い!」という考えがあ...(続きを読む)
会社があおる「危機感」と社員が求める「安定感」のずれ
少し前のことですが、「黒字なのに2割クビは納得できるか」というウェブ記事を見ました。 日本の大手企業のリストラがじわじわ増えており、しかもそれが好業績の企業であっても、利益が出ているうちに不採算部門を整理するなど、リストラに躊躇しなくなっているのだそうです。 最近は全体的な人手不足傾向から、リストラの話題が前面に出ることは少ないですが、水面下ではこういう動きが続いていることを耳にします。...(続きを読む)
「宿題代行サービス」で思い出すかつての成果主義の失敗
数年前の夏休みの終わり頃でしたが、「宿題代行サービス」というものが話題になったことがありました。 その当時から、「子どもの学力を奪うごまかし」「お金でなんでもできるという歪んだ価値観を子どもに植え付ける」「教育犯罪そのもの」と厳しく批判する声が挙がっていましたが、今でも“宿題代行”とネット検索すると多くの業者が存在していて、“信頼できる業者ランキング”などというサイトまでありましたので、それ...(続きを読む)
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