小笠原 隆夫(経営コンサルタント)- コラム「「会社は・・・」という主語での会話」 - 専門家プロファイル

小笠原 隆夫
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オガサワラ タカオ
( 東京都 / 経営コンサルタント )
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「会社は・・・」という主語での会話

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社員にやる気を出させるヒントになるエピソード集 私の思い・考え 2012-10-08 09:00

  「会社は・・・」「会社が・・・」「会社として・・・」.etc・・・。

  「会社」を主語にした会話が社内や社員同士でされる機会があります。

  でもこの「会社」っていったい誰のことを、何のことを指しているのだろうか、と思うことがよくあります。

 

  社員がこういう言い方をする場合、指している相手は、社長個人だったり、役員クラスほか経営陣の何人かだったり、部長課長といった自分の上長だったりといろいろですが、自分が所属している「会社」にもかかわらず、自分自身はそこには含まれていないニュアンスが多いようです。

 

  経営者、その他上位の職制の者が言う場合は、「会社」に自分は含まれているものの、必ずしも社員は指していないように思います。社員がいてこその「会社」なのに、です。

 

  中間の管理職では、これは人によってですが、社員がいう「会社」でも、経営者ほかがいう「会社」でも、どちらでもないような態度の人がいらっしゃいます。

 

  社員が「会社は・・・」と言う時は、批判的な内容の話が多く、経営者ほかが「会社は・・・」と言う時は、“経営上”という名目での一方的な都合の話が多いと思います。でも経営者も管理職も一般社員も、みんなが揃って初めて「会社」な訳で、本来はみんなが「会社」の当事者であるはずです。

 

  「会社は・・・」という主語での会話が、批判や一部の都合ではなく、一体感を持った同じようなニュアンスで語られるようになれば、もっともすばらしい事だろうと思います。

  そのためには、まず「会社」に関わっている一人一人が、「会社」に対する当事者意識を持つことがスタートではないかと思います。

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