小笠原 隆夫(経営コンサルタント)- コラム「「幹事を困らせない人」は運が良くてチャンスも多い」 - 専門家プロファイル

小笠原 隆夫
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小笠原 隆夫

オガサワラ タカオ
( 東京都 / 経営コンサルタント )
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「幹事を困らせない人」は運が良くてチャンスも多い

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社員にやる気を出させるヒントになるエピソード集 私の思い・考え 2013-12-17 08:00

 今年は景気が回復しつつあるためなのか、お誘いを受ける忘年会の数が、例年に比べて増えている感じがします。私自身もそんな会合の幹事役をやる機会があります。

 

 幹事経験がある方はわかると思いますが、出欠の返事を待っている中での、相手の反応パターンというのがあります。

 

 幹事が困るのは、行く行くと言ってドタキャンが多い人、返事がいつも遅い人、行けたらいくなどとはっきりしない人です。

 いつも断るので連絡しなかったら、たまたま会った時に「誘ってくれ」なんて言われたりしますが、あらためて誘っても結局は来ません。「来る気がないなら言うなよ・・・」なんて感じです。

 

 逆に出欠の連絡が早い人、参加率が高い人という人というのは、声もかけやすいし何かあればすぐにその人の顔が浮かびます。

 その人毎のパターンは、いつまで経ってもだいたい変わりません。

 

 同じようなことは仕事上でもあります。アポイントを決めた後での予定変更の多い人がいます。もちろん急用や大事な予定はありますから、そこは十分理解していますが、それがあまりにも頻繁だと自分が軽く扱われている気がして、あまり会いに行きたくなくなります。人を格付けして扱い方を変えているように思ってしまいます。

 

 逆にこちらから見ても忙しいことはわかるのに、わざわざ時間を作って下さる方もいます。申し訳ないと思うのと同時に、つながりは継続したいと思います。

 

 いろいろな人を見ていると、「人脈の広い人」は「運がいい人」「チャンスが多い人」でもあるように思います。周りにいる人たちがいろいろな機会を作ってくれ、運を運んできてくれます。

 また、その「人脈の広い人」は“幹事を困らせない人”がほとんどです。こう考えると、“幹事を困らせない人”は「運がいい人」ということになりますが、何となく一理あるように思います。

 

 逆に“幹事を困らせる人”は、チャンスを失っていることが多分にあると思います。また本人がそのことに気づいていることはあまり多くないように思います。「気づかないうちにチャンスを失っている」ということです。

 

 こういうたぐいの話は、結局は相手に対するちょっとした気遣いや心配りということに尽きる訳ですが、こんなちょっとした行動が、自分の運やチャンスに関わっているということを、自覚しておく必要があると思います。

 

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