個人向け復興国債と個人向け国債
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(1)個人向け復興国債と個人向け国債の違い
平成23年12月5日から個人向け復興国債の募集が開始されました。
個人向け復興国債は、従来の個人向け国債と何が違うのでしょうか。
・個人向け復興国債の一番の特徴は、集めたお金を被災地の復旧・復興のためにのみ使われることです。
従来の個人向け国債では、お金の使途は自由でした。
この点が一番大きな違いかと思います。
・変動金利10年満期型の金利水準が「基準金利×0.66」(従来「基準金利-0.8%」)
・平成24年4月発行分以降は、発行後1年経過すればいつでも中途解約可能です。(従来、固定金利5年満期型は2年経過後中途解約可能)
(2)個人向け復興国債の種類
従来の個人向け国債と同様3種類あります。
・変動金利10年満期型
・固定金利5年満期型
・固定金利3年満期型
(3)おまけ
来年3月には当初の金利が低い変動金利10年満期型で、購入から3年間に中途換金しなければ復興記念の金貨や銀貨をもらえるタイプがでます。
記念金貨などは将来的に市中の流通市場での値上がりも期待でき、幅広い個人投資家に復興債の購入を促すのが狙いのようです。
もらえる金貨や銀貨ですが、購入単位によって変わってきます。
1口1,000万円以上を購入した場合、金貨(額面1万円)、100万円以上は銀貨(同1,000円)を受け取れます。
例えば、総額で200万円を購入した場合は銀貨を2枚、1,500万円の場合は金貨1枚と銀貨5枚を手にできます。
最初の個人向け復興債の金利は、変動型の10年物は年率0.72%。固定型の5年物は同0.33%、3年物は同0.18%にそれぞれ設定。
発行日は来年1月16日。利払いは毎年1、7月の年2回。
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