人数が多いということは、モメる可能性も秘めている
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おはようございます、今日は足袋の日です。
最近、常に愛用しています(靴より楽)。
事業承継についてお話をしています。
相続の特徴として、遺産をもらう候補者が多いほど税金が安くなることを確認しました。
単純に税金のことだけで考えると、候補者が多いほどお得になるということです。
しかし、実際には別次元での問題をはらんでいます。
もらう候補者が一人しかいないのであれば、遺産の分配について揉めようもありません。
その一方で、人数が多いということはそれだけ各人の思惑が絡むことになりますので、遺産の分配について揉める可能性が高まることを意味します。
相続というと「税金がどうなるのか?」といったことを先に気にする方が非常に多いです。
しかし、税理士の立場からするとそうではなく
・税金の最小化を目指す前に、まずどのように分配をしたいのか考えてみませんか?
と指摘することが多いです。
相続が争続になる事例の多くは、税金の問題以上に「誰が何をもらうのか」の段階で問題が発生します。
人数が多い相続の場合、ある程度の時間をかけて「意志の統一」をすることが本当に重要です。
いつもお読み頂き、ありがとうございます。
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