事務職のキャリアって、なかなか評価されにくいし、アピールもしづらいですね。
でも、そんなことはありません！
今日は、目からウロコ！　そうか、そういうアピールもあると教えてもらえた、すばらしい一日でした。

事務職としてのキャリアは、何年ではなく、何十年というスペシャリストな彼女に、
事務の仕事を手伝っていただきました。

会議用の資料を作成したり、コピーをしてセットしてもらっていたのですが、
「ねぇ、クリップも裏と表があるの知ってる？
今は、性能が良くなったから、どっちではめても、紙を炒めることはないんだけど、
昔は、性能が良くなくて、反対入れると、紙を傷つけることがあったのよ。
それに、皆は気づかないと思うけど、あっち向いたり、こっち向いたりしているよりも、
同じ方向を向いていたほうが、きれいでしょ？」と、言われ、
改めて、クリップを眺めてみると、確かに、彼女の作ってくれた書類は、クリップの切れ目が見事に揃っているのです。

そんな些細なこと？と、思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、
プロの仕事というのは、こういう配慮と、こういうプライドを大切にするかどうかではないでしょうか？
もちろん、これで、すぐに利益を生むとか、経費削減になるというわけではありませんが、
小さなことにも采配があったり、気を配るということは、大きな仕事にも万全に備えがあると
期待させることができる点において、充分、アピール力があるのではないでしょうか？

どんな仕事でもいい、わたしはこれ！という技を身につけるよう、皆さん、今すぐできる工夫は何か？
ぜひ、お考えくださいね。