竹内 和美(研修講師)- コラム「経験的知見の重要性について」 - 専門家プロファイル

竹内 和美
実践型研修で、結果が即・行動に現れます

竹内 和美

タケウチ カズミ
( 研修講師 )
株式会社オフィス・ウィズ 代表取締役
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経験的知見の重要性について

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2018-12-17 10:56

この年末は、アルバイトを雇用して乗り切るところが多いと思います。

応募した人にとっては、仕事の経験ができる良いチャンスだと思いますが、

雇用する企業に、ぜひ、お願いしたいことがあります。

仕事には、経験的知見が必要であり、

疑似的に体験させてあげてほしいということです。

特に、サービスを提供するところでは、お客様体験が、判断に直結することを重要視していただけたらなぁと思うのです。


先日、100名くらいの参加者が集う夕食会に参加しました。

世界的なブランド力のあるホテルでした。

コースのお魚料理のソースがとても美味しく、お皿に残っていたので、

是非、パンで・・とパンを手にしていたにも関わらず、

お皿は、確認されることなく、引かれて、とても残念でした。


アルバイトさんたちに、十分な指導が行き届いていなことは一目瞭然ですが、

お客様体験があれば、次の行動が予測できたことでしょう。

また、予測(想像力)することができなくても、

下げたらいいのか、下げない方がいいのか、

ゲストに確認することを怠らなかったことでしょう。


高校生のアルバイトが禁止されることが多いようです。

それは、学校の方針なので、従わざるを得ないと思いますから仕方がないことでしょう。

しかし、社会性を身に着けられる年齢になったら、

ぜひ、家庭の躾だけでなく、社会を知る、仕事を知る上でも、

いろんなチャンスを活用してほしいと思います。


原体験は、成功にしろ、失敗にしろ、自分に大きな印象を残し、

行動の基準ができます。応用ができるようになります。

そして、雇用先の責任者の皆さんは、どうぞ、いろんな体験をさせることも

教育の一環だということをご理解いただき、単なる説明以上の指導をお願いしたいなぁと、思います。


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