竹内 和美
タケウチ カズミグループ
お客様への一言を考えましょう
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接客サービスに従事する方へのワンポイントアドバイス。
【背景】
優先的にサービスを受けることができる立場のお客様。
お客様が、サービスを受けられない人に配慮して、
サービスを受けることに躊躇し、遠慮されようとした場面です。
NGの例
「いえ、そういう決まりですので、お並びいただき、先に検査をお受けください」
GOODの例
「他のお客様へのご配慮、ありがとうございます。でも、お客様はそのサービスをお受けいただことができますので、どうぞこちらからお願いします」
(解説)
NGの例は、お客様の気持ちに共感せず、ルールだからとか、決まりだから良いのだと促しています。
が、そもそも、他者への配慮をする人は、ルールや決まりを判断する根拠にはしないものです。
GOODの例は、サービスを受けることができるという根拠を示しながら、お願い(依頼)するような発言になっています。これは、このお客様の人柄を考慮して、依頼されたら断れないタイプであると判断して言葉を選んでいます。また、それらが押しつけがましくならないようにするために、最初の言葉は、サービスを受けて良い立場のお客様が、受けられないお客様に配慮したことを承認する働きかけを行いました。
お客様の使われる表現をよく聴き、その言葉の裏側の気持ちに寄り添えるようにすると、接客が楽しくなることでしょう。
明日のあなたが素敵に輝きますように。
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