石橋 大右(住宅設備コーディネーター)- コラム「住宅メーカーが太陽光発電パネルを開発する時代に」 - 専門家プロファイル

石橋 大右
太陽光発電とオール電化を追及するプロフェッショナル

石橋 大右

イシバシ ダイスケ
( 大阪府 / 住宅設備コーディネーター )
株式会社和上ホールディングス 代表取締役
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住宅メーカーが太陽光発電パネルを開発する時代に

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2017-07-31 15:00

太陽光発電パネルの開発元というと太陽光発電の専門企業や電機メーカーの名前が浮かびますが、住宅メーカーが太陽光発電パネルの開発に乗り出し、受注を始めています。
太陽光発電パネルのサイズや形状は、メーカーがそれぞれいろいろな形やサイズを作っていますが、屋根の形状や大きさによっては、屋根全体を太陽光発電パネルで覆うということが難しい場合があります。

しかし住宅メーカーが開発した太陽光発電パネルなら、住宅のサイズにあわせて作られているため、屋根面積に対して隙間なく、屋根全体にパネルを敷き詰めることができます。パネルの数と発電量は比例しますがから、パネルを多く敷き詰めることができれば、それだけ大きな発電量を見込むことができます。

住宅メーカーが開発した太陽光発電パネルでは、太陽光発電パネルと屋根が一体型になったもの、アルミ架台を使って設置するものといった種類が用意されているため、住宅に合わせて利用することができます。
また屋根と一体になった太陽光発電パネルについては外観デザインも考えたデザインになっているため、住宅の外観も美しく、高い施工性を実現しています。
アルミ架台を使うタイプにしても、縦桟と横桟を使って強度を高めたり、軽量化、止水性能を高めているため、様々な場所に設置が可能で、住宅に限らず、工場や商業店舗などにも利用を考えることができます。

問題は性能の方ですが、ソーラーパネルの出力保証は25年、システムの保証期間は15年と長期間になっています。価格は5.22kWのシステムの場合パワーコンディショナ込みで280万円強で、カラーモニター、架台、配線材、設置工事費は別です。太陽光発電システムの相場は1kWあたり41万円で、住宅にマッチする外観や、屋根全面にパネルを設置することができるメリットを考えたとき、特別高いというわけではない価格設定なのも魅力です。

 住宅メーカーの開発した太陽光発電パネルは住宅メーカーだからこそ、住宅にあった太陽光発電パネルを開発することができたという商品といえます。

 

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