柴田 博壽(税理士)- Q&A回答「給与収入200万円で所得税、住民税合約63千円となります。」 - 専門家プロファイル

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シバタ ヒロヒサ
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パート200万超える場合の税金

マネー 税金 2017/12/21 15:42

現在106万未満に抑えてパートしている主婦です。夫の年収は420万程です。収入を増やしたいのですが、子どもの事もありまだ正社員での勤務は考えていません。
パートの時給が高いところへ移動しようと思っているのですが、200万を超えた場合の税金等どのくらい増えるのか不安ですので教えていただけますでしょうか。
ちなみに、扶養内ではあるのですが健康保険が東京食品販売国民健康保険組合となっています。
これは国民健康保険でしょうか。そうであれば、私が扶養を気にして働く必要はないのでしょうか。
どなたか、よろしくお願いいたします。

サンタサンタさん ( 神奈川県 / 女性 / 36歳 )

給与収入200万円で所得税、住民税合約63千円となります。

2017/12/21 18:28

サンタサンタさん はじめまして
税理士の柴田博壽と申します。
ご質問にお答えします。
まず、給与収入103万円(所得金額38万円)を超えた場合、「配偶者控除(38万円」を受けることはできませんが、現状の収入106万円(所得41万円)であれば、36万円の「配偶者特別控除」を受けることができますね。
次に(明年、平成30以降に)給与収入が200万円となった場合についてです。
給与所得控除は、200万円×30%+18万円の算式により78万円となります。
そして、「給与収入ー給与所得控除」の算式により、所得金額122万円を求めます。
課税対象金額は、122万円から「所得から差し引く金額」(別名「所得控除」)を控除して求めます。
「所得から差し引く金額」は基礎控除、社会保険料及び生命保険料等約80万円と推認されます。以上のことから、「122万円ー80万円」の算式から課税対象金額約42万円を求めることができます。
これに対し、5%の所得税、10%の住民税がかかりますから、納税額の合計は約63,000円と予測されます。
◇所得税額 42万円×5%=21,000円
◇住民税額 42万円×10%=42,000円 
※なお、「配偶者特別控除」ですが、現状では所得金額76万円以上は、0円ですが、平成30年以降の「配偶者特別控除」が軽減されましたので、「所得金額120万円超123万円以下」の階層では、3万円の控除があります。
ご参考になれば幸です。

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