坂井 利行(探偵)- コラム「何故?浮気をしてしまうのか?愛情は変わるのか?」 - 専門家プロファイル

坂井 利行
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サカイ トシユキ
( 神奈川県 / 探偵 )
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何故?浮気をしてしまうのか?愛情は変わるのか?

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浮気(不倫)問題 2013-05-16 09:00

先ず、心理学的に人間には「欲求と適応の心理」があると言われていて、欲求に段階を設けていると言う説が唱えられております。

有名な心理学者アブラハム・マズローの欲求段階説。マズローは、欲求には段階があると言います。

(1)生理的欲求

三大欲求と言われる食欲・性欲・睡眠欲

(2)安全欲求

自分や家族を危険から守りたいという欲求

(3)社会的承認欲求

仲間はずれにされたくない、人から愛されたいという欲求

(4)自我欲求(または自律欲求)

自分の能力に自信を持ち、また他人からも認められたい、尊敬されたいという欲求

(5)自己実現の欲求

自分の潜在的能力を顕在化させたいという欲求で、この欲求は無限大で満たされることはないそうです。

人間の持つ欲求は、
(1)生理的欲求(2)安全への欲求(3)社会的欲求(4)自我欲求(5)自己実現欲求
といった形で低次元の欲求から高次元の欲求へと5つの階層をなしており、低次元の欲求が満たされて、はじめて高次元の欲求へと移行するというものです。

浮気と言う内容からマズローの説をパートナーの心理に置換え解明すると「生理的欲求」は通常の生活を行っている人であれば、自然と満たされ「安全への欲求」も同時に突発時を除けば、差ほど普段から心がける欲求ではないですよね。この様に殆どの人は、知らない間に(1)(2)の欲求は満たされて生活しています。

この事から誰もが知らずに(3)社会的承認欲求を満たすために行動をしているのではないでしょうか?

そして夫婦や恋人がいて仲も良く友人も多い人であれば、(4)の他人からも認められたい、尊敬されたいという欲求へと移ります。

この時、新しい異性と知り合った場合。

大体の場合、両者の会話の中で、相手を褒める「○○君(さん)ってすごいねー」等の会話が飛び交い「尊敬や認められている」と言う欲求を満たす錯覚を起こし急接近します。これが男女関係だと恋愛(浮気)へと移行し、(3)と(4)の欲求を満たすために、嘘などをつき何とか維持をして行く状態となります。

この時、貴方が束縛をしたり、愛情がない態度を取るとパートナーは、人から愛されると言う欲求が満たされなくなり、新しい異性に愛情を求めるようになります。身に覚えは無いですか?

(5)の自己実現の欲求は、無限で目に見えた結果がない分追い求める事を諦めてしまいがちですので、殆どの人は、社会的承認欲求を満たす為に行動し自我の欲求に達した時、社会的欲求を疎かにしてしまい、また戻ると言う繰り返しを行っているようです。

現代社会では、比較的裕福になった分、人間関係をうまくコントロール出来ない人が多く見られます。

この中で(3)と(4)の欲求を満たせず、そこで行ったり来たりしてしまいがちです。

その結果、浮気と言う行動を取ってしまう事が多いようです。

心理的には、誰もがモテタイ等の欲望は、あると思いますが、それを理性や常識でセーブするのが一般ですので、相手の気持ちを考えて人間関係を発展させて下さいね。

よく「浮気される方も悪い」と言われる展開もありますが、冷静に考え「浮気した方が悪い」と言うのが正解です。

これは、民法でも言われています。

良くあるパターンで、露骨に自分への態度が変わった場合を見てみますと、これは少なからず、愛情の欲求を貴方から求めていない事になりますから、80%近くは浮気の疑いを持たれても良いでしょう。

簡単に纏めてみましたが、心理学でも研究されている通り、誰もが浮気をする要素を持っています。パートナーに浮気をして欲しくないと思っている方は人の心理を考え相手の欲求を満たせるようにしてあげる事もパートナーとしての役割ですので心がけて下さいね。

この様に心理学的には、浮気をしてしまうのではなく、必然的に満たされていない欲求があるから、それを埋める単純な行為のようです。

要するに浮気をする人は、最も単純で一般的な人に過ぎません。見破るのも一般論で簡単に見破れます。

当、プライベート・シャドーへ相談に来る浮気調査のご相談者の殆どが、同じパターンでパートナーの浮気の疑いを持ち相談に訪れます。

■話は逸れますが、逆説として
上記のマスローの欲求段階説の段階を変えて欲求をコントロール出来る人は天才になるとも言われています。

簡単に説明しますと、普通の人は(5)自己実現の欲求を追求する環境に到達するまでにかなりの時間が掛かり到達した時には時間と体力が無く追求する事すら出来ない人が殆どの様です。

これに変わり欲求段階説の段階を持たない人。精神障害者などが、これに値すると言われています。

精神障害者は、基本的に他の人と違う行動や考えを持っている為、解明は難しいのですが欲求段階説の順番を変えた欲求を持った人が中にはいます。

順序を単純に(1)生理的欲求(5)自己実現欲求と言う欲求の優先順位となっていた場合(1)は、生きて行く上で優先順位は最初となりますが(2)(3)(4)の欲求を持たず(5)の欲求のみを追及したとしたら、一生掛かっても満たされる事はありませんので一生追及する人となります。

よって個人差はありますが、自分の可能性を超えるものを得られると言います。

考えてみると、天才と呼ばれる人をイメージすると人目を気にせず、何を言われても動じず打ち込んでいるイメージですよね。天才と言われ名を残す人たちは、この様な優先順位を持っている人が多いと言われています。

また、この優先順位を故意に変えて自分の持つ力を最大限に発揮させようとコントロールするものが仏道や武道の修行にも用いられているようです。

【リンク】日本全国浮気調査料金表


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