西島 正樹(建築家)- コラム「【心に残る言葉から】花森安治」 - 専門家プロファイル

西島 正樹
一人ひとりの生き方と呼応し、内面を健やかに育む住宅を

西島 正樹

ニシジマ マサキ
( 東京都 / 建築家 )
西島正樹/プライム一級建築士事務所 建築家
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【心に残る言葉から】花森安治

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【心に残る言葉から】 2016-07-22 16:22

美しいものは、いつの世でも

お金やヒマとは関係ない

みがかれた感覚と、まいにち

の暮らしへの、しっかりした眼

と、そして絶えず努力する手

だけが、一番うつしいもの

をいつも作り上げる

 【『暮しの手帖』創刊号の巻頭に掲げられた 編集長 花森安治の文。



NHK日曜美術館「“暮し”にかけた情熱 花森安治30年間の表紙画」

(7月17日放映)の中で、出会った言葉です。

 

うつくしいものを実現する上で必要なのは

「感覚」と「眼」と「手」。

 

この3つの中でもっとも得がたいのが「みがかれた感覚」でしょう。

こればかりは一生かかっても、得られない、

そういうものかもしれません。

日曜美術館のナレーションでは、なぜか「みがかれた感覚と」

の部分だけは省略していました。

このことが妙に印象に残りました。

 

3つの中で、私が好きなのは、「絶えず努力する手」です。

「みがかれた感覚」も、「しっかりした眼」も、

すぐには手に入らないが

「努力する手」だけは、今日からでも、はじめられそうです。

そしていつの日か、

「努力する手」が「しっかりした眼」を育て、

「みがかれた感覚」をきたえ、

うつくしいものが生まれるのではないか。

そんな未来への期待を与えてくれる言葉でもあります。

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西 島 正 樹

 

株式会社プライム一級建築士事務所

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