岡村 陽介(行政書士)- Q&A回答「全世界にあるジェトロは基本的に親身に相談に乗ってくれます」 - 専門家プロファイル

岡村 陽介
英語に強い!化粧品薬事専門の国際行政書士

岡村 陽介

オカムラ ヨウスケ
( 東京都 / 行政書士 )
サニー行政書士事務所 
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海外で日本の洋服、アクセサリー、雑貨などをネット販売する

法人・ビジネス 経営コンサルティング 2015/10/22 03:06

ヨーロッパ在住です。
私が住んでいる町では、物価が高い上、お店が少ないので、日本から洋服、アクセサリー、又は雑貨などを仕入れ、
ヨーロッパ(ローカル)を対象に販売したいと思っています。

日本から商品を仕入れるにあたり、輸入税など、現地の法律を調べるにあたり、海外にあるジェトロなどに相談できるのでしょうか。
又、日本の中古品の販売にも興味があります。
贅沢をいえば、店舗も構え、ネット販売と平行してやっていけたらと思うのですが、それにはかなりの投資金が必要でしょうか。
全く素人のため、順序として、どこから初めていいか解らず、
アドバイス頂ければと思います。

sachanさん ( 東京都 / 女性 / 42歳 )

全世界にあるジェトロは基本的に親身に相談に乗ってくれます

2015/10/30 19:39

こんにちは。
主に化粧品について、輸出入手続きの支援を行っている行政書士です。
ご参考頂けるか解りませんが、私の知る限りの情報をお伝えさせていただきます。

まず日本からヨーロッパに対し輸出(逆にヨーロッパ視点だと日本から輸入)となると、大きく分けて、「通関・関税に関する手続き」と「販売許可に関する手続き」の2つについて、手続き準備をしていく必要があります。

前者は、その国に物品を「入れる」際に必要となる手続きです。
航空便の場合は空港、船便の場合は港で、その物品はその国に入れて良いものかどうかのチェック(検疫)、および入れてよいものなのであれば幾らの関税を課すべきものなのかの確認等が行われます。
通常は、これらの手続きは通関を専門に行う中間業者(日本では通称乙仲さんといいます。詳細をお知りになりたければ検索してみてください)というプロが行います。
国によっては、輸入をするという行為自体に許可申請が必要な場合もあります(輸入許可)。

後者は、その国に物品が入った後に、「販売」していくための許可です。
ネットで売るにせよ実店舗で売るにせよ、その国でその物品を販売するのに許可が必要な場合、その許可を取得しなければ法的に販売してはならないことになっています。
日本の場合、化粧品を販売するためには、化粧品製造販売業許可という許可申請が必要となりますが、同様のルールが海外でもあります。

こういった情報は、ジェトロのホームページに豊富に載っています。
↓のページに、国地域毎の規制情報がありますので、お住まいの国のルールを探してみてください。
https://www.jetro.go.jp/world/

また、現地のジェトロ事務所でも、相談には乗ってくれると思います。
特に法人形態の組織の相談は親身になって乗ってくれます(原則、実際のサポート対象は法人になるはずです)。

以上、簡単ですがご参考頂ければと思います。
また何か追加でご不明点ありましたらお気軽にご連絡ください。

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