小木野 貴光(建築家)- コラム「風通しのポイントは、低い窓、高い窓の2つが必ず揃うこと。」 - 専門家プロファイル

小木野 貴光
「あなたらしい、世界の一つだけの家」を実現

小木野 貴光

オギノ タカミツ
( 東京都 / 建築家 )
株式会社小木野貴光アトリエ一級建築士事務所 代表 一級建築士
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風通しのポイントは、低い窓、高い窓の2つが必ず揃うこと。

- good

家の間取り 2018-03-05 22:00

窓の高さを変えるだけでも、無風の室内に風通しが生まれました。

重力換気という手法ですが、窓を低い位置と高い位置2か所につくり、開きます。

温度の高い空気は、上の方に上がっていきます。

高い位置に窓があると、その空気を外に逃がす。

そして逃げた空気の分、低い位置の窓から、空気が入ってきます。

入ってきた空気は温度が低いのですが、室内で温められ、また上部に上がっていき、上の方の窓から、外に出て行く。

部屋の中に、小さな上昇気流がつくりだすのです。

「photo by 加賀のテラスハウス」

高低差があるほど、気流がよく動くため、階段をつかって空気を逃がしたり、吹抜け上部や、ハイサイドライトの窓から空気を逃がすことで、より、風通しいのよい、室内環境になります。

 

冷暖房がいらない時期がふえる

自然の空気を換気すると、冷暖房がいらない時期がふえます。

冷暖房がいらない環境は、家の構造材・仕上げ材などにとっても、負担のかからない状態になります。

家は体の延長線にあるといいます。

部屋が湿気なく材料に負担がかからない状態は、人も心地よくなるのです。

「株式会社小木野貴光アトリエ一級建築士事務所」

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