小木野 貴光(建築家)- コラム「風が吹いていない時でも、なぜか風通しがよい間取り」 - 専門家プロファイル

小木野 貴光
「あなたらしい、世界の一つだけの家」を実現

小木野 貴光

オギノ タカミツ
( 東京都 / 建築家 )
株式会社小木野貴光アトリエ一級建築士事務所 代表 一級建築士
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風が吹いていない時でも、なぜか風通しがよい間取り

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家の間取り 2018-02-26 22:00

風通しがあると気持ちよいですね。風が全く吹いていない、どよんとした天候でも、家の中に風の空気の流れを生む方法があります。

「上図 by 株式会社小木野貴光アトリエ一級建築士事務所」

湿度が高く、蒸す季節ですね。

我が家は、南から北へ風が抜ける窓の配置になっているため、エアコンをつけるより、涼しく快適な時間も味わえます。

しかも、風が全く吹いていない、どよんとした天候でも、家の中に風の空気の流れが生まれるのです。

そもそも、なぜ風通しがあると気持ちよいのか

子供のころ、夏休みのプールサイドに寝転ぶと、プールの水面すれすれを撫でる風の流れを感じて、心地よい気持ちになったことがありました。

妙なところで、風通しの心地よさを感じたものですが、人は自然の環境にダイレクトに触れることで、感覚が鋭敏になる部分があるのでしょう。

暑い夏、風を皮膚で感じると、体の熱を冷ましてくれ、涼しさを感じます。

扇風機でも感じますが、自然の風のほうがより心地よい。



外の綺麗な空気を室内に通すと、自分の体だけでなく、室内自体も熱が冷まされ、家全体が適切な温熱環境になります。

淀んだ、室内の空気が外に出で、新鮮な外部の空気が入ることで、新鮮な入れ替わることにもなります。



春や秋の風が心地よいのは、熱を冷ましてくれるからではなく、新鮮な空気を、皮膚感覚で味わうからでしょう。

「株式会社小木野貴光アトリエ一級建築士事務所」

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