小木野 貴光(建築家)- コラム「仕事が楽しくなるオフィス」 - 専門家プロファイル

小木野 貴光
「あなたらしい、世界の一つだけの家」を実現

小木野 貴光

オギノ タカミツ
( 東京都 / 建築家 )
株式会社小木野貴光アトリエ一級建築士事務所 代表 一級建築士
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仕事が楽しくなるオフィス

- good

建築の現場 2017-08-30 20:00

仕事は楽しく、行いたいものです。

働く場を、創造的で、コミュニケーションを誘発し、ストレスが無く、モチベーションが、上がる空間とする事は、そんなに難しい事ではありません。

特別な場所を探さなくとも、一般的なオフィスのインテリアをちょっと工夫したデザインで設計する事で可能です。

楽しく創造的な働く場の環境の作り方をお伝えします。

 

 

会議を行う正式な場でのコミュニケーションと、会議以外の日常的な仕事や休憩時間などで行うコミュニケーションがあります。

仕事中のちょっとした時間に生まれるコミュニケーションには、会議の場では生まれない創造的なアイデアが生まれることがあります。

コミュニケーションを生む仕掛けと、そのコミュニケーションが創造的になる仕掛けとして、壁一面を黒板にします。

黒板は黒板用の塗料を板に塗ることで黒板になります。

黒板があれば、その場で急に思いついたアイデアを書きながら案を練れますし、説明も出来ます。

即席の会議室に早変わりします。

また書いた落書きを残しておくことで、他の社員が新たなアイデアを思いつくかもしれません。

ホワイトボード素材を壁前面に貼っても、同じ効果が得られます。

 

 

オフィスと言えば、カーペットタイルの床に、オフィス家具屋さんが持ってきたパーティションの壁が定番。

それも悪くはありませんが、ゆったりした心地の良さを求めるのであれば木を使うのも一つの手です。フローリングや木の壁は心を整えてくれます。

特に、来客スペースなどは、お客様にリラックスして貰うことで、商談がスムーズに進む場面が増えてきます。

事務エリアであっても、創造性とリラックス双方が成り立つ様、一部だけ木を使ったり、一部だけ緑の壁にする事で、緊張をほぐしながら集中する空間が形成出来ます。

 

皆が閉じこもらず、何をしているか感じられる、けれど覗かれすぎない空間が程よい関係を生み出します。

守秘義務の強い業態ですと、来客室や会議室を完全にクローズにする場合もありますが、何となくどんな雰囲気なのか感じるスペースにする事で、何が起きているか皆で共有する事が出来ます。

来客スペースに、木のルーバーを一部使うことで、声や姿が執務スペースに漏れてくる仕掛けをしました。

完全に壁の場所もつくり、覗かれたく無い場所はブロックしています。

また、天井まで壁をつくらないことで、事務所にありがちな圧迫感を減らし、開放感のある空間にすることで、気持ちよく仕事をする環境を整えています。

 


【編集後記】

週末のランジトレのおかげでまだいです

ストレッチ30・ランジ系筋トレ15体幹トレ20・ラン5キロ・スイム100mx2


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