野瀬 有紀子(一級建築士 インテリアコーディネーター)- コラム「オーストリアエコ建築ツアー・パッシブハウスの幼稚園」 - 専門家プロファイル

野瀬 有紀子
女性のための住まい相談室

野瀬 有紀子

ノセ ユキコ
( 東京都 / 一級建築士 インテリアコーディネーター )
のせ一級建築士事務所 代表
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オーストリアエコ建築ツアー・パッシブハウスの幼稚園

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●ドイツ・オーストリア エコバウ建築視察2008 2009-09-18 19:58
昨年の秋のオーストリアですが、青空がとってもきれいです。

オーストリア政府が推し進めている省エネや環境を考えた
「未来の住まい」プロジェクトの原理に基づいて建てられた2003年に竣工の幼稚園です。


外壁は木の板張りです。資料にはラーチとありますのでカラマツ材です。(写真左)


子供たちの作品の色使いもきれい。(写真右)
おしゃれな雰囲気の園内。


(以下の写真は弊社のブログにてどうぞご覧下さい)

サッシは外側を樹脂で被覆した木製サッシです。

入口と反対側、園庭側です。
屋根の上には集熱パネルがのっていました。
屋根材は99.2%リサイクルアルミということです。
屋根の断熱材の厚みは50cm。
地場産のストローベイル、藁が断熱材のようです。

石川先生と現地の説明の方。

図面の上側が入口、下側が園庭。おそらく南側が園庭。


室内の暖房はペレットストープで。

ペレットが山積みになっておりました。

木製サッシ、トリプルガラス入り。

コーンスターチ(トウモロコシのでんぷん)を利用した天井吹き付け材。
セルロースプラスター。
子供たちが大きく口をあけて天井を向いていて、
そこに天井材がパラパラと落ちてきても全くもって問題ないです、と説明がありました。
当然、廃棄時にも環境を壊しません。
アスベストとは大きく違います。

壁には地場でとれた土モルタル。


人形が座っているところが窓枠にあたる部分ですが
壁の厚みを確認することができます。
壁にも藁の断熱材、40mm位の厚みで使っています。

机やテーブルも中途半端にプラスチックやスチールなどは使っておらず、
ウッドで揃えています。

移動中のバスの中から撮影したものです。
ドイツもそうですが電柱や看板がなく美しい景色がつづきます。
エコバウツアーは、結構ハードなツアーなのですが
こういった景色には癒されます。


弊社ホームページをご覧いただきますと現場周辺地図、現場見学会の情報、
ブログでは現在建築中の現場の写真をご覧いただくことができます。

<女性建築士・インテリアコーディネーターと創る体に優しくエコロジーな家づくり>
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