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SOL4オフィス・セミナーセンター(エコバウツアー2008)
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●ドイツ・オーストリア エコバウ建築視察2008
2009-09-10 20:00
昨年、10月に訪問したオーストリア、ドイツのエコ建築ツアーの様子です。
現在、会社のパソコンのサーバー写真フォルダーには、エコバウツアーの写真が
たくさん入っております。
一人で思い出に耽っていても意味がなく、太陽光発電設置の建物の写真など
皆様にも興味深くご覧いただける写真も多いので
なるべくたくさんの方にご覧いただきたいと思い、
アップさせていただきます。
枚数が多いため、写真の編集が結構大変なのですが
弊社の伊藤が頑張って写真アップの手伝いをしてくれています。
建物の詳細説明については順次コメントいれさせていただきます。
*以下、ツアー資料より抜粋(石川先生の翻訳によるものです)
新たに開発されたセミ・アーバン街区におけるSOL4プロジェクトは、勤労および生活環境を持続可能な形態で建設することにおいて模範ともなるべきパイロット・プロジェクトです。この複合施設は、ビジネスおよびトレーニングのためのセンターとしての役割を果たしていますが、エコな開発、建設、そして職場空間の設計を高度な標準で達成する能力の存在も示しています。この建物は、現在、オーストリアでは最大のパッシブ・ソーラーを使う商業施設となっています。広範なプロジェクトのパートナーと協力者の技量と経験が結集され、この建物の共通の基幹構造およびテナントのためのセミナーのプログラムが作り上げられました。結果として完成したこの環境には、憩いの空間や人の交流のための空間が含まれています。
このプロジェクトでは、技術的および設計上の目標として「グリーン」な表面(屋根緑化システム、開放浸潤表面など)を最大限にすることが目指され、環境に優しい建築材料を可能な限り広範囲に使うことに特に注意が払われました。この施設でのエネルギー管理システムにおいては、大地結合熱交換器および換気熱交換器を備えた閉ループの熱循環装置によって、換気と空調が最適化されています。パッシブ・クーリングは、屋根に使われているコンクリート・パネルの中空部分で熱交換をおこなって実現されています。下地に固定された太陽電池装置は機械装置の稼働に必要な電気を補っています。最後に、SOL4の全体としての環境面での性能は、総合的品質管理の方法で監視され、継続的な分析がおこなわれています。
建設材料と建築要素
耐力構造は、セメント不使用コンクリート、最大の熱容量を備えたレンガ壁などの、地元で生産され、この建築で初めて用いられた材料から成っています。また、図1および図2に示されているように、太陽電池外装システム(クリップ留めのファサード・システムの試作品)で外装される無機発泡体からなる断熱材、藁ボードとOSBボードからなる構造用のプレハブ・パネルなどの革新的な材料で建物の外殻皮膜は構成されています。
ガスを間に注入したペア・グラスを用いた高性能の窓が設置され、ここには太陽の熱をあまり受けないように事務スペースの日よけとなり太陽光を遮るための進化したシャッター装置も備えられています。さらに、非セラミック質の粘土レンガが事務スペースの室内壁に使われたのは初めてのことです。また仕上げ材料の健康および環境的コストに対する悪影響を最小限にするため、建設に関わる生物学および化学の専門家がこの建築に関わりました(2000年、Tappler他「非毒性物質、最小限に抑えられた溶剤等」)。
より詳しくは: www.sol4.info, www.solar4you.at
<写真や詳細は、弊社ブログを是非ご覧下さい>
http://blog.goo.ne.jp/assetfor
<女性建築士・インテリアコーディネーターと創る体に優しくエコロジーな家づくり>
練馬区と板橋区で高断熱高気密FP工法、省エネルギー、オール電化、
太陽光発電と自然素材を使ったエコロジーな住まいを建築する
地域密着工務店です。
株式会社 アセットフォー
http://www.assetfor.co.jp
東京都練馬区北町2−13−11
03−3550−1311
東武東上線 東武練馬駅下車 徒歩4分
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