吉野 真人(医師)- コラム「「キレーション」も始めました!蒲田よしのクリニック新メニューご紹介」 - 専門家プロファイル

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ヨシノ マサト
( 東京都 / 医師 )
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「キレーション」も始めました!蒲田よしのクリニック新メニューご紹介

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2013-10-31 18:37

皆さまお久しぶりです!8月2日以来、3か月近くもコラムをお休みしておりました。それは後述する当院の新メニューを作るにあたり、いろいろとリサーチや打ち合わせを重ねていた事と、クリニックの来院患者が増えて忙しくなってきた事により、コラムを書いている余裕がなかったという事情によるのです。

とはいえこの作業は一段落し、時間的にもゆとりが生まれてきましたので、新メニューの紹介を含めてコラムを書いてまいりたいと思います。どうぞご覧ください。

 

最近、朝晩はかなり冷えてきました。東京でも10℃近くまで冷え込む日が目立ちます。北海道などでは氷点下となる日もあるようです。いよいよ冬が近付いてきましたね。

寒さとともに風邪も流行ってきています。蒲田よしのクリニックには風邪症状を訴えて来院される方が目立って多くなりました。全般的な傾向として、高熱は出ないものの咳やのどの痛み、鼻水などがしつこく続く方が多いようです。

 

意外なことに最近、花粉症も流行っています。鼻水や鼻詰まり、くしゃみ、眼の痒みなどに見舞われる、あの花粉症です。花粉症というと春先のスギやヒノキが有名ですが、秋にもブタクサやヨモギなどによる小さな流行が存在するのです。

ただブタクサやヨモギなどは一年草で背丈が低いせいか、あまり花粉が遠くへは飛びません。従って春先の花粉症のように広い範囲の大流行には至らず、公園や河原、墓地などの周辺に限定する「局地戦」となる傾向があります。

 

 

☆蒲田よしのクリニックでこの10月から始まった新メニューについて、以下にご紹介します。今回のコラムではその概略を提示し、次の回から詳細に説明いたします。

新メニューはどれも、来院者の方々からの希望があったものや、キーワード検索で上位にランキングされたものなど、需要が高いと見込まれるものばかりです。皆さまのニーズに必ずや応えられるものと確信しております。

 

①  分子整合栄養療法

うつ症状、肩凝りや腰痛、疲れやすさ、不眠傾向などの体調不良が、実は各種ミネラルやビタミン、アミノ酸などの栄養素の不足によって発生し得ることが近年、脚光を浴びています。現代はこれら栄養バランスの乱れをたいへん起こしやすい環境なのです。

この栄養状態の異常は、血液検査によってかなり明確となります。検査結果を参考に食事の工夫についてアドバイスし、適正なサプリメントをご提案します。

 

②  遅発型フードアレルギー検査

集中力低下や倦怠感、筋肉痛、浮腫みなど様々な症状が、実際は食物(フード)アレルギーが根底にある場合が多いことが注目されています。乳製品や卵、小麦など特定の食品を摂取後、数時間~数日後に出現する多彩な体調不良が「遅発型フードアレルギー」です。血液検査によって、100種類近くもの食品についてアレルギーの有無と強さ、そして治療による改善度をチェックすることが出来ます。

 

③  重金属検査(毛髪)

原因不明とされた自閉症や頭痛、イライラ感、関節痛などの症状が、鉛やカドミウム、水銀、ヒ素など有害な重金属が体内に溜まった結果であることが分かってきました。これら重金属は、塗料や医薬品、食べ物、保存料など様々な物質を通じて人体に入り込んでいるのが現状です。ほんの少しの毛髪を用いて、有害な重金属の種類や濃度、そして治療によりどれだけ減ったかを調べることが可能です。

 

④  キレーション療法

体に溜まった有害重金属は、食事やお風呂など生活の工夫によってある程度は排出するものの、そう簡単には消えてくれません。そこで「キレーション」という一種の解毒治療によって、有害重金属をスピーディーに排出することが推奨されています。これはいくつか存在するキレート剤の中から重金属の種類と量に応じて最適なものを選択し、内服あるいは点滴によって定期的に治療します。この治療は重金属に留まらず、各種の有害物質の排出にも寄与し、一方で動脈硬化性疾患の治療にも役立ちます。

 

⑤  免疫細胞BAK療法

リンパ球等の免疫細胞を増やして活性化し、ガンを攻撃する優れた治療法として「免疫細胞療法」が注目を集めていますが、とりわけ「BAK療法」が良好な治療成績をおさめています。これは免疫細胞の中でもガン細胞を狙い撃ちする能力の高いNK・γδ(ガンマデルタ)T細胞を増殖させ活性度を高める免疫療法で、76%という大変高い有効率を挙げています。この治療を1~4週に1回のペースで計12回程度行ないます。また高濃度ビタミンC点滴やラドン浴などとの相乗効果が見込めます。

 

それでは次回から順次、詳しく解説していきます・・(続く)

 

蒲田よしのクリニック(内科)
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