齋藤 めぐみ(キャリアカウンセラー)- コラム「学生がキャリアセンターに期待すること」 - 専門家プロファイル

齋藤 めぐみ
最後に決めるのは自分。人生に迷ったときのキャリアカウンセラー

齋藤 めぐみ

サイトウ メグミ
( キャリアカウンセラー )
キャリアカウンセラー/キャリアコンサルタント
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学生がキャリアセンターに期待すること

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キャリアカウンセリング 就職活動(新卒) 2009-03-17 16:02
あくまでも私の勤務している大学の例ですが、
学生が何をキャリアセンターに期待しているのかを
少し書いてみたいと思います。

「就職したい」「進路を決めたい」
というのが最初にキャリアセンターを訪れる目的です。

そのために、「自己分析・自己理解をする」「未来図を描く」
「履歴書を書く」「エントリーシートを作成する」
「面接対策をする」「企業を紹介する」
などを期待されます。

もちろん上記の目的や期待されていることを
満たすことは必須条件だとしても、
心の奥で彼らが本当に求めていることは、

「背中を押して欲しい」「自分が選んだ道を応援してほしい」
「迷っている自分を支えてほしい」「孤独な就活なのでそばにいてほしい」

と、心に寄り添ってほしいというニーズだと感じています。

最後に自分の人生を決めるのは自分自身であることは、
一人一人、とてもよく理解していますが、
伴走してくれたり、沿道で応援してくれたり、ゴールで待っていてくれたり、
そんな存在を必要としているのだと感じています。

逆にいえば、本当の意味で彼らにしてあげられることは、
それしかないのだと思います。

たとえ履歴書を指導し、面接対策をしても、
それが本当にどの企業にも通用するノウハウであるとは限らないし、
それよりも、彼ら自身が道を切り拓いていくそのプロセスを
共に体感してあげることが、私たちに期待されている役割だと思います。

私はそう信じて、今日も明日も彼らと向かい合い、
ともにいたいと思います。「Be With」です。
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