渡部 真由美(ビジネスコーチ)- Q&A回答「何がしたいかははっきり。でも時期を選んで」 - 専門家プロファイル

渡部 真由美
成長とやりがいを心から支援します。

渡部 真由美

ワタナベ マユミ
( ビジネスコーチ )
オフィスシエン 代表
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夫の今後について

キャリア・仕事 コーチング 2008/10/14 12:56

夫についての相談です。夫33歳転職歴2回(3社目)、メーカー勤務(社員約1500名、東証1部上場)、契約社員、入社1年。年収300万。妻32歳 正社員年収400万。住宅ローンあり。子供1人2歳半。夫は大学卒業以来技術者アウトソーシング系企業に勤務(2社)し、協力社員として各メーカーに勤務。しかしメリット(異動なし、仕事に没頭できる)デメリット(正社員との差別化、撤退の危険性)を鑑み、転職を決意。1年で契約社員から正社員へ登用するとの話で、今の会社に入社。この会社での業務は夫のやりたいことではなく、家族の生活安定と仕事のやりがいを天秤にかけ、安定を取った転職でした。しかし、最近の経済情勢により、契約社員から正社員への登用が白紙に。このままでは一生契約社員のまま。よほど強力なコネがないと正社員にはなれません。(遠い親戚筋にこの会社の元役員の方がみえるため、口を利いていただくことは可能。)夫はできれば転職したいと考えており、先日転職支援エージェントと面談した結果、今回が3度目の転職
このご時世、どこの会社も中途採用は控えているため、よほどの学歴、経験がないと難しいと言われ、雲行きが怪しいようです。面談の前に自分で数社応募しましたが、書類選考で落ちました。エージェントの話ではどちらも上記2点が理由ではないかとのこと。夫の今後は、親戚筋にお願いし、正社員になる、転職活動を続けるの選択となると思います。家族としては、正社員化の選択をして欲しいと思いますが、エージェントの言うとおり、このご時世、夫の経験と学歴(文系大学卒での技術職採用希望)では転職は難しいのが現実。一縷の望みをかけてもう少し転職活動をした後お願いに行けたらいいのですが、そんな都合のよいことがまかり通るとも思えません。妻として今の会社でやりがいを見出せるようどう助言すればよいのか悩んでいます。

ひままさん ( 愛知県 / 女性 / 32歳 )

渡部 真由美 専門家

渡部 真由美
ビジネスコーチ

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何がしたいかははっきり。でも時期を選んで

2008/10/15 11:12
( 5 .0)

過不足のない状況説明、それでいて妻としての立場だけをおっしゃるのではなく、
ご主人のことを思いやる文面に、ひままさんの優しさをとても感じています。

*まず、ご主人がなさりたいことをはっきりさせましょう。
 これは、生活は置いておいてです。
 すぐにはっきりすればいいのですが、わかりづらい時は今までの経験の中で、
 うれしかったことや、満足感・喜びのあったことを聴いていきましょう。
 とにかく、たくさん聴いて見てください

*どうできたらうれしいかがはっきりしたら、今の状況をどうできるかの検討ですね。
 私は、ハローワークの職業訓練校で転職のために訓練を受けている方々への
 ビジネスコーチングのクラスを持っていますが、確かに今は大変に厳しい状況です。
 その中で、
 ○タイミングをはかる
  ・その日のために今の職場で、違う職種を経験として持ち、今後に生かすつもりで働く
  ・今後の自分のために無駄なことはないと考え、したいことをしている自分を思い
   描きながら前向きに働く
 ○「したいことをするために」身に付ける必要のあるスキルは何かをはっきりさせて、
   働きながら身に付けていく。
   つまり、今ははばたくための準備期間と考え、気持ちが詰まった時は、その先の
   「したいことをするために今がある」と5年後、10年後を見る気持ちでいると
   めげにくいと思います。あるいは、「いつまでこの仕事をする」という大まかな
   期限を切るといいでしょう。そのようにひままさんも、励ましてください。
   
幸せは、我慢や犠牲の上にはこないものです。ただ、現実を考えると働くことは必要です。
目先のことで決めないで、先を見て「みんなの幸せのために今何をするか」を話し合って
みてくださいね。ひままさんのように、しっかり誠実に進んでいかれたら、きっと、
悪いことばかりは続かないですよ。応援しています。

評価・お礼

ひまま さん

渡部様
「幸せは、我慢や犠牲の上にはこない」。とても心に響くお言葉ありがとうございました。
夫は、業界・職種ともにどういったことをしたいのかかなりはっきり描いているものがあるようです。そのために必要なスキル(主に語学力)をつけるため、コツコツと勉強もしています。(成果がすぐに表れるものでないため、モチベーションを保つのが大変そうですが。)
そんな夫の姿をずっと見てきたにも関わらず、私は「家族の幸せ」と称し、勤務先の会社規模やネームバリューにこだわって今の会社に引きとめようとしていました。
夫はいつでも家族の幸せを一番に考え、行動してくれています。折に触れ、相談や報告もしてくれますので、自分の気持ちを押し付けるようなことはせずに見守りたいと思います。

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