松浦 靖典
マツウラ ヤスノリ自転車の交通事故について
暮らしと法律 民事家事・生活トラブル 2012/12/19 23:28自転車同士で接触し、相手に骨折(全治6ヶ月)のケガを負わせてしまいました。事故を起こしたばかりで、まだ被害者の方とは一度もお話をしていない状況ですので、被害者が希望する内容は一切分かっておりません。
また私自身、自転車の損害保険などには加入しておらず、自身で事故の処理を行わなければなりません。
示談について調べると、示談書の作成など、専門的で分からないことが多くあり、専門家に介入していただくことも検討しています。
自転車の事故の場合、個人で処理を進めるのが普通なのでしょうか。それとも、専門家に相談した方が良いのでしょうか。
また自身で示談を進める場合、注意すべきことなどありましたら教えてください。
riomizumeguさん ( 東京都 / 男性 / 38歳 )
自転車事故の対処方法について
尼崎市(大阪市)の交通事故・民事法務専門の行政書士 松浦が回答致します。
自転車保険に加入されていないようですが、個人賠償などの保険が加入されていないか調べてください。
家族の保険が使用できたり、火災保険や生命保険、自動車保険等に付帯されている場合もありますので、よく調べてください。
慰謝料等について
慰謝料の計算方法は通常の自動車事故と同じと考えてください。
http://mutiuti110.jp/compensation/kizyun.html
http://jiko110.org/accident/standard.html
後遺障害も自動車と同じ考え方なのですが、保険に加入していなければ、等級を認定する機関がないので、後遺障害が残ると等級でもめると思います。
後遺障害等級表
http://jiko110.org/buibetu/buibetu.html
http://jiko110.org/kouisyou/kouisyou.html
過失割合につき
自転車同士の場合は、双方に過失があると思いますので、過失割合の算定が必要です。
あなたが、慰謝料等を賠償するのは過失部分のみです。
例えば、無過失なら賠償義務はございません。
このあたりの資料は、検察庁で刑事記録(実況見分調書)を取り寄せて、事故の図面より過失割合は算出できるでしょう。
最後に
あなたか、相手が保険に加入していれば、保険担当者が上記の書類を集めたり、仲介に入ってもらえますので、負担は減りますが、保険に加入していなければ、素人同士の紛争となり、解決は困難になると思います。
取り敢えず、専門家に、今後の流れだけでも相談しておいたほうが良いと思いますよ。
以上です。
交通事故・民事法務専門の行政書士
http://jiko110.org
http://mutiuti110.jp
http://minjihoumu110.com
http://syaken-m.com
http://support110.org
http://koutuujiko.mobi
http://www.ne.jp/asahi/syaken/m/