今月の「働く女性のための相談室」
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毎月10日ごろ発売の小さい雑誌『PHPスペシャル』、今月のテーマは「運のいい人がしていること」。
私が日頃からやっているのは、ちょっとしたことでも「ラッキー」「やった」などとつぶやくことです。たとえば、買い物で数字がならんだり、支払いで小銭がはけたり、お釣りのお札がきれいだったり、信号のタイミングがよかったり、そんな些細なことでもいちいちつぶやいています。
脳は暗示にかかりやすいので、日に何度も「ラッキー」を自分に言い聞かせていると、セルフイメージがあがって、本当に運のいい人になると私は信じていますし、実際気分がいいので今はすっかり習慣化しています。
さて、今月のお悩みは、仕事仲間が自分の悪口を言っていたことを知ってしまったというご相談です。
いやですよね。こんなことがあったら。人間不信になりそうです。
でも、信じられないのは悪口を言った人であって、それを他の人にまで当てはめる必要はありません。こういう区別はとても大事です。
さらに、職場においては、仕事に支障をきたすようなことはハラスメント被害として堂々と上司や人事に相談することができます。だから恐れなくても大丈夫。いつでも相談できるように被害の記録を取っておきましょう。
悪口を言われたということは相手に個人的に好かれなかったということですが、個人的な好き嫌いは避けようがありません。それが仕事に影響していなければ仕方がないこととして、その人とは淡々と仕事だけの関係と割り切って接するようにするしかないでしょう。
反対に、自分の好き嫌いも仕事に影響させてはいけません。嫌いな人と話したくはないかもしれないですが、仕事だと割り切って必要なやりとりをするのが大人です。もし接客業だったら、お客さんを個人的な好みはさておき、なるべく同じように接しますよね。それと同じです。
個人的な好き嫌いが仕事に影響してつらくなっているというご相談は実はとても多いんです。