酒井 正人(建築家)- Q&A回答「スッキリと見せる方法として」 - 専門家プロファイル

酒井 正人
住む人の手が触れる場所から、建物へ、街へと心地良さを拡げたい

酒井 正人

サカイ マサト
( 東京都 / 建築家 )
サカイデザインネットワーク有限会社 取締役社長
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くぼんだ壁空間の使い方

住宅・不動産 インテリアコーディネート 2006/03/15 12:58

新居の間取りを検討中なのですが、
リビングにクローゼットを作る事によって
部屋の側面の壁とクローゼット横の壁との間に
有効幅145?、高さ250?、奥行き80?の空間が出来ました。
そこにローボードとテレビをはめ込むように置いて
活用するつもりなのですが、
家具とテレビとをあわせた高さが95?で
上部がガランとへこんだ形のままになってしまいそうです。
何か空間の上手な使い方はないでしょうか?
北窓を作る事も可能な壁面です。

ももさんさん ( 京都府 / 女性 / 30歳 )

スッキリと見せる方法として

2006/04/04 20:42
( 5 .0)

間取り図を拝見しまして状況がよくわかりました。トイレの壁面のために奥行き80cmとなるんですね。その場合は、「くぼんだ空間」を中心にシンメトリーになるよう、クロゼット収納の幅も65cm(トイレ壁と同じ寸法に)として造作し、奥行き80cmの「くぼんだ空間」にリビングボード(下部収納奥行き:60cm、上部収納奥行き40cm程度)を計画してはどうでしょうか。また上部収納と天井の間を20cm程度あけて間接照明を設定すると「くぼんだ空間」に陰影ができて綺麗だと思います。タタミリビングのためタタミとのバランスも考え、シンメトリーに壁面をまとめ、「くぼんだ空間」をあえて壁面のデザインとして見せる方が良いように思います。簡単なスケッチを添付致しますので参考になれば幸いです。トイレ側壁面には絵やタペストリーなどコラージュするとクロゼット扉とのバランスがとれて良いと思いますよ。

評価・お礼

ももさん さん

再度ご回答ありがとうございます。スケッチ、とても参考になりました。
酒井さんの案の通りに出来ればとても素敵な壁面のあるリビングになりそうです。
本当にありがとうございました。

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