杉本 まき
スギモト マキ心の傷(2)
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そして2回目のイメージワーク
今度は茶色い陶磁器のような壺が出てきました。
ちょっと首のところが長くなっているそうです。
中をのぞいてもらうと、水がゆらゆらして七色に光っているとのこと。
でも、よーく見てみるとそれは水ではなく油でした。
油って七色っぽく光って見えることがありますよね。
なんか汚れている感じで、必要じゃないとのことなので、捨てられるか聞いたところ、今度は捨てられるとのこと。
K美さんの中で何か変わったようです。
ほっとしながら、イメージの中でよっこいしょと壺を倒して捨ててもらいました。
また、今度は中に入れそうだというので、念の為光のワークで壺の中を浄め、それから中に入ってもらいました。
そして、引き続きインナーチャイルドのワークに
彼女の無意識にお願いして、生まれてから高校生くらいまでの間のどこかの時点の彼女を選び出してもらいます。
そうすると、出てきた年代に何か事件があったり、忘れていたことを思い出すこともあります。
本当に不思議なのですが必ず意味があるのです。
K美さんの場合は、高校生の時のご自分が出てきました。
なぜ、この時の自分が出てきたのか無意識に聞いたところ、その頃はとても楽しかったのだそうです。
今よりももっと自由で前向きだったと。
だから、いろんなことにとらわれて窮屈になっている今の自分に、「もっと自由でいいんだよ。人生を楽しんで。」というメッセージを届けにきてくれたのでした。
壺の中の汚れた油を捨てることで、きっと何かとらわれていたことから解放されたのではないでしょうか。
その上に、高校生の時の自分からはげましのメッセージをもらって、少し前向きになれたかもねぇなどとお話しながら終了となりました。
そして、3回目のタイムラインセラピーに続きます。