大澤 眞知子(カナダ留学・クリティカルシンキング専門家)- コラム「英語を「書く」能力をつける方法」 - 専門家プロファイル

大澤 眞知子
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英語を「書く」能力をつける方法

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英語学習方法 英語でエッセイを書く 2012-01-18 21:45

英語を「書く」能力について、日本人に大いなる思い違いがあるような気がしてなりません。

単語帳を覚えて語彙を増やしても、文法通りに単語を並べても、どんないい先生に添削してもらっても、人の書いたものを写しても、英作文とやらの練習をしても、英語を「書く」ことにはならないですね。  

Creative に考え、それを明確、適切に文字表現する訓練をすること。 
そうしたら英語を「書ける」ようになります。

Native Speaker にとり、英語を「書く」というactionは、創造力と想像力の組み合わせです。 頭の中で想像したことを、創造力を駆使し、読み手の興味を惹くために文字として表現します。 そして興味を惹くためにはgeneralではダメ。 あくまでも具体的、具体的。 

これが英語を「書く」というactionです。

例えば: I like Japanese food.

面白くも何ともありません。 General 過ぎるからです。 

I specifically like slimy Japanese food: natto P-U soybeans and nameko mushrooms.

こう具体的に書くと、読み手の視覚、もしかして触覚までも刺激され、面白い、興味を惹く英文が書けるわけです。
*(実は英語を「話す」時もまったく同じなんですけどね。 具体的でない内容では会話になりません。)

Creative に書くってどういうこと?
具体的に実例を挙げて説明しましょう。

2枚の絵のうち、上の絵について英語で文を書いて下さい。
さあ、どう書きますか?

Creative に英語を書く訓練を受けてない大人の生徒は大抵こう書きます。

“The girl with long hair is going to drop into the hole.”

私はいつもこうコメントします。
「残念。 それは誰でも絵を見たらわかりますねぇ。 あ!なるほど、この絵はそういうことかぁ~と思える英文をを書いてみてね。」

ほとんどの日本の大人は「きょとん・・・」として困ってしまいます。
With もきちんと使ったし、drop into と前置詞もあってるし、主語も動詞もあるし・・・と。

そんな時いつも実例で見せるのが小・中学生の書いた英語です。
小さい時から訓練し、英語のCreativityを備えた脳を持つ子供たちの書いた英語。

例1: She likes holes.

私も思わずうなりました。 たった3語の英文で、独創的な解説になっています。

例2: Their house is in the hole. They are just going home.

これもいいですね。 まったく違う観点から絵をとらえてます。

下の絵はどうでしょう?
これも大人の生徒が書くとこうなります。

The dog tore the homework, and the boy was sad.

超面白くないですね。 絵そのままです。

私の自慢のCreative kids たちはこう書きました。

例1: The boy didn’t feed the dog.

ははは、それで犬がサボタージュ!

例2: The boy lost a part of his homework, but his dear dog found it.

な~るほど。 いたずらワンちゃんではなく、賢いんですね。

これが英語を「書く」ということ。
英語を「書く」とはCreativityを使うこと。 

こんな訓練をした子どもたちは、次のレベル、英語のエッセイwritingで自分の意見をいかにCreativeに組み立てるかに進みます。

すぐに英語圏の大学レベルに到達します、この子たちの能力は。

そんなCreative エッセイwritingをAll About から提供中です。

英語の「書き方」がわからない。
どうも「書く」ことが苦手で・・・。
という方、ぜひ一度チャレンジして下さい。

Be Creative.

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