大澤 眞知子
オオサワ マチコグループ
2018年、カナダから本気で怒っている「高校留学事情」
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2018年も終わろうとしています。
カナダ・アルバータ州の北の州都エドモントンにいると、日本のような年末の雰囲気はなく、「あ〜クリスマスが終わったぁ。。」と悲しそうな顔をしている人たちに出くわします。
日本の独特な年末年始をつい懐かしく思い出すと共に、カナダ全国に散らばっている高校留学生たちがカナダでどんなお正月を迎えるのかなと考えてしまいます。
2018年は、「カナダ高校留学の実態」に本気で取り組み始めた年でした。
私自身は、授業料からのリベートにへこへこするエージェントでもなく、留学生受入School Districtとは何の関係もしがらみもない独立した立場で、「うるさい日本人」として動き始めました。
高校留学を取り巻く環境は悪化の一途です。
「カナダ高校留学の実態」eBook無料ダウンロードを公開したのが7月です。
eBookをお読みになった方たちとも大きな出会いがありました。
目を覆うような相談が舞い込むことも多くなりました。
真面目に頑張る日本人高校生と、日本からヤキモキ見守る親のためにもと、たくさんのお手伝いが出来たことを嬉しく思います。
またご相談内容を詳細に調査するうちに、余りにも日本人を小馬鹿にしたSchool Districtの態度に怒り心頭に達することもしばしばです。
2019年は、日本の親の存在感をもっと前に押し出すお手伝いをしたいと思います。
親の権利をもっと主張してほしいですね、カナダに。
「カナダ高校留学の実態」活動への2019年のまず最初の目標は、「高校留学にはどこの地区がお勧めですか?」にデータを使いお答えすることです。
受入School Boardを多方面から分析する作業が新年から本格的に始動します。
パートナーRobert McMillanのData Scientist としての頭脳が大活躍してくれそうです。
「カナダ高校留学の実態」eBook、第2弾公開も、2019年早々に予定していますので、ぜひ。
またどんな出会いがあるでしょうか、どんな若者のお手伝いが出来るでしょうか。
最後に、7月に開始したeBookダウンロードに端を発したお手伝いの一環として、現在「冬季エッセイ集中特訓」を行っています。
カナダ留学中、難しいEnglishコースに挑戦する日本の高校生の脳に英語の論理をインプットする特訓中です。
高校留学を成功させるために、冬休み返上で頑張る高校生を、力の限り面倒みている私とパートナーRobertの年末です。
新しい出会いに、どう変化してくれるか楽しみです。
皆様良い2019年をお迎え下さい。
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