大澤 眞知子(カナダ留学・クリティカルシンキング専門家)- コラム「カナダの大学・今年の秋学期がすでに満員で出願締め切り」 - 専門家プロファイル

大澤 眞知子
カナダにいらっしゃい!

大澤 眞知子

オオサワ マチコ
( カナダ留学・クリティカルシンキング専門家 )
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カナダの大学・今年の秋学期がすでに満員で出願締め切り

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留学 大学・高校正規留学 2018-03-21 02:56

カナダに来る日本人学生がますます両極端な2つのグループに分かれて来ています。

その中でも、「留学」するに足る能力・資質を持つ日本の高校生・大学生のみなさんへのアドバイス。

 

カナダの大学が世界中からの留学生で、満員御礼状態に成りつつあります。

世界中、しかも隣のアメリカからも、トランプを嫌い、優秀な学生にカナダを目指しています。

カナダの大学で卒業資格を得たい日本のみなさん、出願は出来るだけ早くしないと、席がありません!

 

日本で訓練し、大学正式のアカデミックコースに後少しで手が届くレベルになった生徒を送っている大学から昨日、緊急メールが届きました。

_____________________

Our university has reached capacity for many programs earlier than the posted deadline of April 1 for the Fall 2018 semester.

 

Please note that as of 11:59 p.m. March 19 (PST), the university will be accepting applications only for the following programs for the Fall 2018 semester:

 

Program Applicants Application Deadline

Master’s program(s) applicants April 1

Exchange program(s) applicants April 1

English language study program applicants* July 1

*full-time English upgrading.

 

For all other programs, applicants must apply to the next available semester for their chosen programs.

_____________________

9月開始の秋学期の出願締め切りは、本来4月1日なのですが、定員に達したため3月19日で締め切られました。

出願機会を逃した学生は、冬学期を狙って下さいとのこと。

 

9月から始めるコースで、まだ出願可能なのは:Master’s program, Exchange program,そして、英語の能力の低い学生が入るESLのみです。

このお知らせからも、カナダが見る留学生観が明確に示唆されているようです。

 

1.優秀な学生は欲しい。

従って大学院出願には融通を効かせます。

 

2.留学生でも、優秀な留学生が欲しい。

出願時TOEFLiBTが60を超える場合には、ESLの上級コースと、大学生式のアカデミックコースとの「組み合わせを認めてくれます。

カナダの大学の厳しいレベルへの準備をしながら、しかもすでに卒業に向けての単位も取得出来るUniversity Foundation というプログラムです。

 

そのプログラムに含まれるUndergraduateのアカデミックコースが満員となったので、緊急でメールを送ってくれたということです。

来期からは、生徒に早急に出願するよう促して下さいという要請です。

 

Super World Club生のみなさん! 先輩たちのような形で大学留学を希望している場合は、今すぐ相談して下さい。 出願などのタイミングを相談しましょう。

 

3.ESLだけのレベルの学生は、クラス規模を増やしてでも対応します。

他の無責任なESLコース(大学付属のように見せているコース)、語学学校のESLなどと比べると、この大学のESLコースは大学直轄で信頼のおける稀なプログラムです。

TOEFLの足切り点もありますので、英語能力が低い場合はESLにも入学が許可されません。

 

それでも、ESLの1番下のレベルから、上級レベルに進み、正式なアカデミックコースにたどり着ける日本人は少数派です。

余りにも英語の準備が出来ていないため、自分がどう努力したらいいのか迷いに迷い、諦めて帰国します。

ですから、定員オーバーしようが、特には関係ないということでしょうね。

教える講師達も期間雇用が多いですので、変動にも対応し易いと思います。

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というのが、カナダ側の留学生への対応の違いです。

 

さて、あなたはどちらでしょうか?

 

日本の高校では得に頑張ったわけではなく、成績も芳しくなく、良い大学には到底行けない。
カナダなら上手く行くかも。 と、カナダ留学を希望する生徒。

 

個人としてではなく、ただの授業料を払う商品として、受け入れてもらうことは可能です。

しかし、その先には、誰も興味を持ってくれません。

何も達成出来ずに、消えて行く留学生です。

日本に帰っても、何の特技も能力も、英語力さえ日本の学生に劣る始末。

日本に残り、まずは日本で何かを達成してから考えるのが「留学」です。

カナダに来ても、頑張っている日本人の評判まで落としてしまう迷惑な存在です。

Don’t come.


日本の学校でも十分能力を出し切り、好成績を残し、英語の準備も十分行い、優秀な日本人としてカナダの教育制度に乗り込める生徒。

 

大歓迎です! カナダにいらっしゃい!

日本の同級生とは比べ物にならないスケールの経験と、能力を手に入れることが出来ますよ!


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