大澤 眞知子
オオサワ マチコグループ
カナダ留学のこれから - [新しい留学の形]その1
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留学事情が激変しています。
世界の環境が激変、科学技術が累乗の進化を遂げる中、留学する本人や特に親たちが「留学」の定義を見直すことがこの上なく大切だと感じています。
1994年以来、日本からの優秀な高校生・大学生がカナダで進化する教育制度の恩恵を受けるようサポートして来ました。
28年間。
多くのことを目撃して来ました。
その経験と専門知識を元に、カナダに留学で潜在能力を伸ばし、自己の将来への大きなステップとなる新しい形をシリーズでご紹介します。
見据えているのがカナダが世界をリードするA.I.(人工知能)の専門知識・スキルを学ぶ留学です。
一番の理由は、世界のどの国も今から近い未来(留学したみなさんが就職する頃)、A.I.技術者、研究者不足にあえいでいるからです。
もちろん、日本もしかり。
日本経済新聞「AI 人材争奪、リクルートはグーグルの頭脳一本釣り」
そして、日本の先端企業が見据える先は AI。
日本経済新聞「まずAI LINEが見据える『スマホ時代の終わり』」
世界最高の研究を行えるカナダでAI 教育を受け、国際的柔軟さ、言語能力を持つ日本人は日本企業にとり一番必要とする人材です。
優秀な移民大歓迎のカナダに残ることを選択した場合でも、この AI 分野なら仕事をみつけるのは難しくないはず。
普通にカナダの大学を卒業しDegree(学士号)を取った日本人留学生、実は就職には非常に苦労しています。
全員一緒の「就活」などは存在しないカナダで、同じ専門スキルを持つカナダ人も多く存在し、英語レベルは周りはNative、日本人留学生は残念ながらNativeレベルには及ばない。
(これは残酷なようで現実ですので、大学留学を考えている人は前もって認識しておいて下さいね。 仕事でNative Speaker と同レベルで渡り合えるほどの英語力にはまず届きません。)
しかも、日本人を雇うには特別な就労許可を政府に申請し、企業側には複雑なプロセスと経費が必要になります。
カナダ人、または移民より、日本人留学生を選んでくれる企業は極少ないのが現状です。
ところが、AI 分野。
移民にしてもカナダ政府が総力を挙げて「AI技術者いらしゃ〜い!」と特別待遇で迎えようとしています。
AI の基本部分である、Information Systems Analysis and Consultants, Software Engineers, Computer Programmers and Interactive Media Developers の技能・知識を有する外国人を積極的に誘っています。
上記専門分野のDegreeをカナダの大学で得た留学生は三顧の礼で迎えられる時代です。
では。
Ai 分野を目指す留学はどのようにして実現出来るか。
大学留学、高校留学、中学生の可能性、社会人の可能性の4つのパターンに分けてひとつづつページを繰りたいと思います。
カナダにいらっしゃい!
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