大澤 眞知子(カナダ留学・クリティカルシンキング専門家)- コラム「英語でエッセイを書く方法」 - 専門家プロファイル

大澤 眞知子
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大澤 眞知子

オオサワ マチコ
( カナダ留学・クリティカルシンキング専門家 )
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英語でエッセイを書く方法

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英語学習方法 英語でエッセイを書く 2014-06-08 17:43

私大澤眞知子のカナダ人パートナーRobert McMillanが指導するエッセイクラスからのコラムです。

彼は、日本の子供・大人に英語エッセイの書き方を教えて25年になります。
 

 

基本の基本から、カナダの大学・大学院で通用するアカデミックレベルのエッセイまで。

個人の上達に合わせた30以上のレベルを階段のように上がって行くシステムを使います。

 

このエッセイクラスで育った生徒たちのエッセイ能力は、カナダの大学関係者から「日本から来てどうしてそんなにエッセイが書けるの?」と称賛されています。

 

このコラムでは、小学3年生からクリティカルシンキングを使った英語の基本を教え、エッセイクラスを取り始めて5か月目の中学2年生が書いたエッセイをご紹介。

 

それを参考に、「英語でエッセイを書く方法」を順に示していきます。

 

1. エッセイのテーマを決めます。

(この生徒は5か月めで、レベル5のエッセイテーマに取り組みました。)

 

テーマ: Why I can’t ……

そして自分で考えたのは: Why I can’t sneeze well.

Ha ha ha, すでにここで「読んでみたいな~」と思わせるエッセイが書けそうです。

 

*自分で考える訓練をしてない子供は、自分のテーマを考える段階でも非常に時間がかかるか、退屈が飛んできそうなテーマしか考えつきません。

 

2. プランを立てます。

これが非常に大切です。

 

プランなしに書いたエッセイは、トピックがそれていったり、まとまりのない文章の羅列になることがほとんどです。

 

トピックセンテンス(この場合はWhy I can’t sneeze well.)を裏付けする理由を3つ。

その理由を強力に意味のあるものにする具体例をプランします。

 

Why I can’t sneeze well.

1) My nose holes are too small

- like seeds

- can’t pick my nose

2) My sneezing is noisy.

- noisier than a big cleaner

- people get a headache

3) I forget how to sneeze.

- pinch my nose

- I cough too

 

3. さあ、やっとエッセイを書きます。

最初の文章でいかに読み手の興味を惹くかも、工夫のしどころです。

 

このレベルでは3つの理由のあるエッセイの簡単な形式を使います。

First, …….. Second,…….. Last, …… など、各理由のつなぎ目に必要な言葉を使う練習です。

毎回同じものではなく、どんどん違う表現にも挑戦します。

 

結論にもトピックを入れることが大切ですが、ただ単に繰り返すのではなく、まとめとしてやはり読み手の興味を惹くように書きます。

 

日本の中学2年生のエッセイをどうぞ。

日本で生まれ育ち、日本人の両親を持ち、日本語で育ち、英語教育は小学3年生から私とロバートが一生懸命教えた生徒です。

 

こんな飛び切りの能力が育っています。

 

People around the world can sneeze well. Even a baby can, but I can’t.

First, my nose holes are too small. They are like seeds. My finger can’t go in them, so I can’t pick my nose, either. If I sneeze, my nose will be stuffed up, and I won’t be able to breathe.

In addition, my sneezing is very noisy. It is noisier than a big vacuum cleaner, and it is the nosiest sneeze in the world. If I sneeze near people, people will get a headache. If I sneeze quietly, I won’t feel refreshed.

Most importantly, I forget how to sneeze. I’m very smart, but I can’t remember how to sneeze well. For example, I pinch my nose when I sneeze. I get a pain in my chest, and I cough so loudly. When people see me, they think I am so silly.

I want to become very cool, but I don’t like sneezing now.

©superworldclub

Brilliant!!

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カナダの小・中・高校の教育課程を基にした指導をしています。
クリティカルシンキングの基本が出来た生徒は「カナダの小さな町での留学・ボランティア」
Super World Club (大澤眞知子、Robert McMillan)  
 

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