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コラム一覧
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共有するもの、しないもの
現在、多摩川河川敷き近くに二世帯住宅を建設中です。 1階は倉庫でコンクリート造で、2階・3階はそれぞれ親世帯と子世帯が鉄骨造で計画しています。 二世帯といえどもいろいろなスタイルがあります。これまでもリビングを共有する家族、食事が一緒の家族、浴室だけ一緒というご家族もいらっしゃいました。 今回は、玄関が一緒でそれぞれのフロアに分かれます。そしてそれぞれのフロアは建具のないワンルー...(続きを読む)
トイレも住空間
トイレも住空間。 その一言につきます。 用を足すためだけのスペースでは寂しい感じがします。毎日使うスペースなのですから気持ちのいいスペースでありたいものです。 結局のところ、トイレに限らず家の中どこも快適なスペースであるべきなのではないでしょうか。 トイレが裏方で粗末でいい理由はないと考えます。(続きを読む)
最低限の光
日本の住宅の多くは、どこでも新聞が読めるくらいの明るさを模索しているように思えます。 しかし、本当に家全体を明るくする必要があるのでしょうか。 我々の提案する住宅は、最低限の明るさがあればいいという考え方です。 電球の寿命は種類にも寄りますが、約3000時間、蛍光灯は約10000時間です。 使う場所と使い方に寄りますが、照明器具も適材適所、その器具が相応しい場所があるの...(続きを読む)
必要量と使い方
住宅を新築する場合、あるいはリフォームするにしても、今まで使っていた家具は新しい住宅の中では古く見えます。その家具に思い入れや思い出が詰っていれば話は別ですが、新築の中では古く見えてしまうものなのです。 クライアントの多くは、それを機に家具の買い換えや収納の見直しをします。本当に必要なものなのか、これまでの家具の中に入っていたものは、これからも使うのか・・・。 それぞれの家族の...(続きを読む)
ゆるい境界
最近、マンションのリフォームが増えてきています。 もともと住んでいた方、買い替えた方、相続で譲り受けた方等。 たいていの場合、それらは築20〜30年のマンションです。 やはり、そのくらいの築年数になると最初に設備関係が老朽化して耐えられなくなるのでしょう。 銀座・木挽町のリフォームはビジネスホテルを住宅へと変換させるものでした。 もともとビジネスホテルだったため、排...(続きを読む)
敷地の環境を設計する
クライアントからの要望は様々です。 もちろん敷地形状と法的条件も異なる訳ですから、一つとして同じ答はありません。 我々の仕事は、その条件を予算と照らし合わせながら具現化するわけですが、ここでは「調布の住宅」の事例を基にお話をしたいと思います。 まず敷地は、比較的に交通量の多い西側道路に面していて、道路面より1.8mほどレベルが高くなっています。 クライアントからの主な要...(続きを読む)
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