小谷田 仁(歯科医師)- Q&A回答「Re:オールセラミッククラウンについ教えてください。」 - 専門家プロファイル

小谷田 仁
約30年の実績による舌側矯正と審美矯正。質の高い治療に努めます

小谷田 仁

コヤタ ヒトシ
( 東京都 / 歯科医師 )
医療法人社団審美会 青山審美会歯科矯正クリニック 
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オールセラミッククラウンについ教えてください。

心と体・医療健康 一般歯科・歯の治療 2009/12/01 22:34

前歯2本にオールセラミッククラウンが入っています。
最近、ちょっと気になることがありまして、専門家の方のアドバイスを頂きたく思います。よろしくお願いします。

1本は神経の処置がしてある歯でコアが入っています。もう1本は神経が残っていて自分の歯が土台になっています。

?この神経を残して自分の歯を土台にして被せている場合、どの位まで削ってあるのでしょうか?元々の歯の2分の1程度、3分の1程度など…。

?神経を残しておくと後々トラブルが起こって神経を処置しなくてはいけないことがあるそうですが、それは「○年経てば大丈夫」といったことはなく、10年20年経ってからそういったトラブルが起こることがあり得るということですか?ケアをきちんとしていても起こり得ますか?

?クラウンは歯茎との境目が出てくる10年程経つと交換される方が多いようですが、20年や30年経ってもそれほど境目が気にならず交換されない場合もありますか?

?よく、クラウンがとれたと聞きますが、そんなに簡単に取れるものですか?接着剤も年月と共に接着力が弱くなってくるのでしょうか?

?歯科医師さんにとって、クラウンを除去(交換時)するのは大変なことですか?きれいにクラウンのみを除去できるものなのですか?

?マウスピース矯正を考えています。矯正はクラウンの歯の寿命に影響しますか?



質問が多くなってしまいましたが、よろしくお願い致します。

補足

2009/12/01 22:34

先生方、ご丁寧な回答を頂き本当にありがとうございます。
少し肩の荷が下りました。大変感謝しております。

最後に補足2点、お願いできますでしょうか。

・先生がおっしゃっているように「後から神経が死んでしまう場合がある」というのは、神経が死ぬときは痛み等が出ますよね?知らない間に神経が死んでいた!なんてことはありませんよね?

・質問で、マウスピース矯正について尋ねていましたが通常の矯正も視野に入れて検討していました。

通常の矯正では一旦、仮歯に置き換えての矯正になると説明を受けました。
そうなると、今のクラウンを除去して(その際にコアや元の歯も少なからず削れて小さくなると想定しています。)仮歯をつけてさらにまた矯正が終了した時点で新しいクラウンを入れるとなると、歯や歯根に相当ダメージがかかるような気がします。

それでなくても成人矯正は歯茎の退縮や歯根吸収などデメリットもいろいろあると知り、矯正を躊躇している状況です。

私の希望は差し歯(の土台となっている歯や歯根)をできるだけ長く持たせたいというのが最優先です。将来、差し歯もできない状態になるのを一番避けたいのですが…。(特に前歯のことなので)

先生方からすると、私のような場合は正直、矯正はオススメではありませんか?
諦めた方が賢明でしょうか?


今の状態・・・上顎前突で下顎は叢生ですので咬み合わすと下の歯が上のクラウンの根元付近にわずかにあたるかあたらないか…といった感じです。
このまま放っておくとますます出っ歯になるのかという心配もあります。

ふぅみさん ( 滋賀県 / 女性 / 25歳 )

Re:オールセラミッククラウンについ教えてください。

2009/12/02 18:54

(回答)
オールセラミッククラウンで神経を残して自分の歯を土台にして被せている場合は表面の
エナメル質を少し残した量(約1.0mm程)まで削ります。
一般に生活歯を削る場合には、神経が刺激されて炎症をおこして、疼痛が起こるために神経を抜かなければならない場合もあります。この症状は比較的早い時期に起こりますが、ケアをきちんとしていても、長期間経てから起こる可能性はあります。
咬合の状態が安定し、クラウンと歯茎との境目が出て来ない様であれば、特に交換する必要はないでしょう。クラウンが外れる場合は、接着剤の問題より、噛み合わせやクラウンの適合性に問題があると考えられます。クラウンを除去(交換時)するのは大変ですが、きれいにクラウンのみを除去する事は出来ます。クラウンの歯に矯正治療(マウスピース矯正)を行う場合は、歯に対して矯正力という、それなりに大きな力をかけることになるため、適合性の不良なクラウンや維持の弱い差し歯などが影響を受ける可能性があります。
特に、歯の位置が変化するため、クラウンと歯茎との境目が露出することになり、審美的な問題を起こすことは、よく見られると思われます。これらの事により、クラウンの再生が必要になったり、結果的にクラウンの歯の寿命が短くなることはあると言えるでしょう。

オールセラミッククラウン
http://www.aoyama.or.jp/depa.htm
http://www.aoyama.or.jp/crown.htm

マウスピース矯正
http://www.aoyama.or.jp/mouth.htm

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