小谷田 仁(歯科医師)- コラム「小学校の頃、歯列矯正をし、全く治らず矯正装置を外して」 - 専門家プロファイル

小谷田 仁
約30年の実績による舌側矯正と審美矯正。質の高い治療に努めます

小谷田 仁

コヤタ ヒトシ
( 東京都 / 歯科医師 )
医療法人社団審美会 青山審美会歯科矯正クリニック 
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小学校の頃、歯列矯正をし、全く治らず矯正装置を外して

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歯列矯正・噛み合わせQA (症例、原因、費用) 開咬(かいこう)、オープンバイト 2011-08-25 13:21

(質問)

現在23歳です。小学校4年生から中3の秋まで歯列矯正(唇側)をしていましたが、全く治らず(当時の歯科医曰く、初経があったせいで骨格が変わったとかなんとか)、勿体なかったですが受験期を機に外してしまいました。難しい、と言われたことがあります。
中心を合わせると奥歯がズレます。奥歯はちゃんと下の歯が内側に入っているのですが、前歯は下の歯にふれないし、横から見ると2ミリくらい前に出ています。八重歯が浮いてる感じで、隙間が空きます。発音もチ、ツ、とサ行が若干言いづらいです。舌の長さのせい?と思っていましたが、歯のせいでしょうか。
これから矯正するとなると、どんな治療になるのか教えていただきたいです。

(回答)

写真を見させて頂いた限りでは、いわゆる開咬(オープンバイト)と下顎前突を
伴う前歯反対咬合の状態です。

発音もチ、ツ、とサ行が若干言いづらいのは、この開咬(オープンバイト)が主な原因です。
あなたの場合は、下顎が上顎に比較して発育がよい(過成長)、骨格性の反対咬合と思われますので、
理想的な咬みあわせを作るためには下顎の糸切り歯の後ろの歯を2本抜いて、下の前歯を舌側に引っ込める必要があると思われます。
また、中心を合わせると奥歯がズレる、奥の歯の咬み合わせの問題も解決する為には。
上下全体に矯正装置を装着して、矯正治療をすることになります。

いずれにしても、しっかりとした検査・診断をした上で、ご本人の希望にそった治療方針が決定されることになります。

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