国府谷 明彦(厚生労働省認定 産業カウンセラー)- Q&A回答「自分がわからなくて当たり前なのですよ。」 - 専門家プロファイル

国府谷 明彦
うつや不安・ストレス・悩みの改善に認知行動療法をお勧めします

国府谷 明彦

コオヤ アキヒコ
( 東京都 / 厚生労働省認定 産業カウンセラー )
カウンセリングセンター聴心館 聴心館館長
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自分がわかりません

心と体・医療健康 心の不安・性格改善 2014/11/02 01:11

高校を卒業し、パン屋の調理の正社員として2年1ヶ月働きました。その間も色んな仕事に憧れ、職探しをしていました。
インテリアや雑貨が好きな事もあり、アルバイトとして入りましたが金銭面で不安定な事やプレッシャーに負け、大手の生活雑貨へ契約社員のような形で入りました。
しかし、気持ちが不安定で家族のもとに帰りたいと高校を卒業してから思っていた事がここにきて爆発し、地元へ戻ってきました。

その後も何の仕事がしたいのか、明確な目標もないまま介護の研修を受けてみたり(田舎のため仕事がなく福祉施設の求人がほぼであるため)
看護学校の受験をしてみたり、結局アルバイトでコンビニ店員をして今にいたります。
自分でも何がしたいのか分からないのに、恋人や友人、家族にあっち行ったりこっち行ったり何がしたいか、わからないと言われ
ごもっともなのですが、胸が詰まり、自分勝手に生きてきた代償だと責める事しかできません。

最近特に情緒不安定で風呂に入っている時突然苦しくなり泣きながら崩れ落ちたかと思えば、無感情になり泣きやんで、また苦しくなり泣く…という事を繰り返したり

毎日死ぬことばっかり考えてしまったり
家族と、会話する事、顔を合わせることも億劫で
ご飯を食べる事もめんどくさくなりました。
半年前に車で事故をおこしてしまったのですが、もう少しスピード上げておいてあのまま死ねば良かったのにと本気で思うのですが
いざ自殺方法を調べても実行できず、苦しくない方法を考えてしまい嫌になります。

仕事も続かず、今までほどほどに明るかったのですが
もうどうしたらいいのかわかりません。
堪え性がないのはわかってます。分かったからこそ次の仕事は絶対つづけたいのですが勇気と気力が湧きません。
楽しいと感じない毎日が早く終わってほしいです。

れやまさん ( 京都府 / 女性 / 21歳 )

国府谷 明彦 専門家

国府谷 明彦
心理カウンセラー

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自分がわからなくて当たり前なのですよ。

2014/11/06 21:49
( 5 .0)

 こんにちは。聴心館 国府谷です。れやまさん,職探しに苦労をされて,そこから自分がわからなくなってしまった。家族や友人からも今の自分の気持ちがわかってもらえず,どこかで人生を踏み外してしまったような感じで,どうして良いかわからない,そんなお気持ちお察しします。

 聴心館では,精神医学や脳神経科学をベースに認知行動療法を中心とするカウンセリングをしています(医師法における診断・治療行為は致しません)。ひとつ大切なことがありますので,それをお話ししたいと思います。

 人生って,もともと苦しいものです。苦しいと言っても,悲惨とか惨めというのではありません。『難しい試験問題を目の前にして,途方に暮れている苦しさという感じ』そんな感じわかりますかね。誰もが,今生きている人生に,課題をもらって生まれてきています。一生をかけて解く課題。ちょっとやそっとでは解けない課題。今まさに,れやまさんは,そんな課題に,まさしく突入しているのではないでしょうか。だから苦しい。臨場感のある苦しさです。あまりの苦しさに,解くことが面倒くさくなったり,試験をあきらめて逃げだそうと思ったり(自殺ということ),そんな思いになっているんですよね。

 人生の課題は,誰もがもらってくるものなのです。今,楽そうに生きている人たちは,その課題に気づいていないとか,気づいているけれど課題を解こうとしていないとか,そんな人が多いわけです。でも,れやまさんは,それに気づいて向き合ってしまった。では,どうすれば良いのか。

 まさしく試験問題そのままです。解かずに逃げようとすると,どこまでも追いかけてくる。苦しみから逃れようとすればするほど,追いかけてくるのです。だとすれば,どうすれば良いか。課題に向き合うと言うことです。試験問題を解こうとすることです。

 結果として,解けなくてもいいんです。解こうとチャレンジすることが,この苦しみから脱出する方法なんです。自分が何者なのかわからない。だから,何者なのか理解できるように,いろいろとチャレンジしてみると言うことです。その意味で言うと,これまでの人生で今までも,れやまさんは,実際にはチャレンジしていたんです。でも,自分ではそう思っていなかった。上手くいかなくなる度に,ダメだという烙印(らくいん)を自分に押していた。

 今までしてきたことは,一つ一つがチャレンジで,トランプの神経衰弱のペアを探しているときのようなことなんです。1枚めくって,これは違った。また1枚めくって,これも違った。ただ,それだけのことなんですよ。自分に合う仕事,あるいは天職なんて,そう簡単に見つかるものではない。何度でもチャレンジすれば良いんですよ。チャレンジする間はちょっと苦しい。でも,チャレンジしないでいるほうが,数倍苦しいんです。最初はちょっと無理してチャレンジしてみて下さい。チャレンジしている内に,気力と勇気が出てくるようになります。じっと待っていても,気力も勇気も出てきません。

 課題を前に,無気力でいるか,それとも,解こうとチャレンジするか,チャレンジして失敗してもかまわない,何度チャレンジしてもいい ,そういうことなんです。

 さらに言うと,れやまさんは,課題に対して真剣に悩んでいるんです。これは,すごいことです。同じ世代の人たちで,もっといい加減に生きている人がたくさんいます。でも,れやまさんは自殺しようとするくらいに真剣に取り組んでいる。その真剣さを,誇りに思っても良いと思います。それが,れやまさんの良さと言えると思います。

 課題にチャレンジすることで,そして,課題をクリアすることで,れやまさんは幸せになっていきます。人生の課題というのは,それを解いて幸せになるというのが,その本質なのです。幸せに向かってチャレンジしてくれると良いと思いますが,それを選ぶのはれやまさん自身です。じっくり考えてみて下さい。困ったときは,いつでも相談にのります。れやまさんの人生が幸せになることを祈っています。

評価・お礼

れやま さん

2014/11/09 01:17

回答、ありがとうございます。
この質問をここにしてから、気の許せる友人2人に気持ちを伝えました。
チャレンジして、何度も失敗して、逃げてきた、ダメ人間だと自分を責める事しかできませんでした。

このチャレンジしたことが、良い事なんだと、なかなか出来ない事なんだと
認めて貰おうと必死だった。人がよくわからないような事でなく、一般的に良いと思って貰えるような位置に行こう、それしか価値はないと思っていました。

だから自分の考えとのギャップで、耐えられなかったんだなと今冷静に思います。


私を認めて貰えて、すごく楽になりました。
ありがとうございます。

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