小松原 敬(建築家)- Q&A回答「木造耐火建築について」 - 専門家プロファイル

小松原 敬
富士北山の木で家を建てませんか

小松原 敬

コマツバラ タカシ
( 神奈川県 / 建築家 )
一級建築士事務所 オフィス・アースワークス 代表
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あーすわーくす

木造耐火建築について

住宅・不動産 住宅設計・構造 2016/03/25 02:01

都内に土地購入を検討しています.防火地域,面積約55m2,建蔽率/容積率は80%/400%です.SE構法などで4階建ては可能ですか?一度不動産屋と話したときには,「コスト的には鉄骨造と変わらない」と言われましたが本当でしょうか?よろしくお願いいたします。

でぃーえむさん ( 東京都 / 男性 / 51歳 )

木造耐火建築について

2016/03/25 13:58

横浜の設計事務所です。

現在、防火地域での木造を設計しています。
防火地域での木造は延床面積が100平米以下なら準耐火構造(45分耐火)で良いのですが、それを超えると耐火構造(1時間耐火)になってかなりハードルが上がります。当然コストにも反映します。

木造は基本3階建てまでが限度です。現在ではそれより高い建築も可能にはなっていますが、特殊な構造になります。設計にも建築にもコストがかかり、一般的な建築向けとは言えません。

上記からコストを抑えたいから木造にするというのはこの場合あてはまりません。
むしろ鉄骨造や場合によってはコンクリートの壁式構造のほうが、一般的な分コストは選べるでしょう。

用途が自邸なのか商業目的なのかにもよりますが、収支バランスで支出を抑えたいのでしたら3階建ても視野に入れて計算する手もあるかと思います。

<あーす・わーくす http://office-ew.com

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