都心の狭小地にRC
住宅・不動産 新築工事・施工 2015/02/28 14:1917坪の狭小地(角地)に新築を計画しています。
建ぺい率60(70)/容積率200(160)
地震や火災のことを考えて某HMで見積りを出してもらいましたが
坪単価100万超、総コストを延床で割ると130万を超えてしまう上
思ってた以上に広さがとれず(重量鉄骨3階建)
床材ほかdetailにもこだわりがあり、選択肢の少ないHMで
建て直す事に喜びを感じられず、リフォームで済まそうかとも
思ってしまいます。
大手メーカーで建てる安心感も捨てきれずにいますが
建築家にお願いをして、RCで延床30坪弱の家をお願いした場合
トータルでどのくらいをみたらいいのか教えていただけると助かります。
よろしくお願いいたします。
&stripeさん ( 東京都 / 男性 / 44歳 )
RC住宅の建築費用
横浜の設計事務所です。
床面積が小さいと相対的に坪単価は上がる関係があります。
例えばキッチンやバスルームの値段が同じとしたら、広さで割った場合広いほうが坪単価は低くなるという事です。
従って仕様にもよって値段は変わりますし、工務店によっても変わります。
ただ、長持ちという事を考えるならばコンクリートの質には拘りたいです。
水/セメント比と言って、水分量を45%まで落とすと、ひび割れもなく水漏れがない家が出来ます。
また、従来はひび割れが起こることを前提に屋上にアスファルト防水などをしていましたが、それは必要なくなります。
アスファルト防水やシート防水は10年ごとにやり変える必要ある上、一旦漏ると場所の特定が大変です。
躯体防水ならば万が一ひび割れが若干でも起きても場所の特定も補修も簡易です。
水分量が少ないと流動性が悪くなり、充填不良を起こす為にこれまでは時には水分量が60%くらいのコンクリートでした。
技術が進み、今ではきちんと指示すれば水分量45%以下は可能です。
もう一つ、断熱性能が大事です。
断熱性能が高い家に住み替えた人の統計で、健康改善効果が有意にある事が報告されています。
また、コンクリートの結露は断熱性能が悪いのが原因です。
これらの仕様を満たした上での坪単価は100万円くらいで取り敢えず想定しておけば良いかと思います。
それに消費税と設計・監理費用が別途に必要です。
場合によっては杭が必要になりますが、その費用は地盤の状態によって変わります。
3/8(日)に過去に割と安くやってくれた工務店が鶴見で構造見学会をやります。
ご興味あればご案内します。
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