北側道路から3m下がった土地
住宅・不動産 住宅設計・構造 2013/09/23 21:06長野市で住宅新築を考えています。
土地の候補が、丘陵地の道路の南側に広がる約90坪の土地で、東西は住宅が建ち、南側には所有者の異なる二つの土地が道路との間に存在します。
二つの考えを持っています。
一つは道路側からのアプローチで、駐車スペースを鉄骨またはRCで作り、そこに住宅をかぶせる形で作る方法。
もう一つは南側の二つの土地を一部買い取って敷地延長する方法です。この場合その距離が30mを超える事になりそうです。不動産屋の話では500万くらい追加になりそうとのこと。
今のところわかっているデメリットは、
・既存の擁壁の安全性が不確定
・下水を北側道路にすればポンプアップを要し、南側にすれば敷地延長部分の長さを要する。
・工事に追加費用が発生しやすい
と言ったところです。
現在は前者の案(北側道路からのアプローチ)を考えています。
駐車スペースは車二台(できればRVなどの大型車+普通車)が十分入る物を考えています。
確認すべき点、注意点、メリット、デメリットなど専門家の視点から教えて頂ければ幸いです。
よろしくお願いします。
uetanioさん ( 長野県 / 男性 / 39歳 )
北側道路から3m下がった土地
横浜の設計事務所です。
敷地延長に関しては、状況がよくわからないので良いか悪いか、建築的な視点からはなんとも言えないのですが。
もし、北側道路からのアクセスで考えるならば一例としてこう考えます。
まず、車2台が入る駐車スペースを鉄骨造で作ります。さらにその一部分に玄関までのアプローチ部分を作ります。
家には、そこから入るようにします。つまり2階が玄関です。
キッチン、リビング、水廻りは2階に設けます。そうすれば排水もポンプアップは要らないでしょう。
1階に寝室を設けた場合、トイレが欲しいかもしれません。その場合は、道路の配管深さにもよりますが、中二階的な場所を階段の一部に造ってトイレにします。
先の将来を考えるということばらば、ホームエレベーターのスペースを作っておいても良いでしょう。
既存擁壁の安全性が不確定な場合、擁壁からこの場合では1mほど家を離せば大丈夫です。(神奈川の条例の場合)
こうした与条件を組んで、家を設計・デザインすれば良い家になると思います。
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