及川 浩次郎(税理士)- Q&A回答「帳簿のつけ方について」 - 専門家プロファイル

及川 浩次郎
税理士として、FPとして、経営計画と生活設計を複合的にサポート

及川 浩次郎

オイカワ コウジロウ
( 神奈川県 / 税理士 )
株式会社スリーアローズ 代表取締役
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どのように帳簿つけしたらよいか教えてください。

法人・ビジネス 会計・経理 2012/02/22 13:40

昨年2月末に勤めていた飲食チェーン店を退職し、3月1日より個人事業主として
勤めていたお店を引き継いで営業することになりました。
食材などは勤めていた会社から仕入れ、家賃やフランチャイズ料を支払っています。

開業準備などもなく、特に元入れ金などもないまま、
店舗は継続して営業している形です。

お店の買い取りや家賃・つり銭・食材在庫や光熱費などは
退職金から差引くとのことで、足りない分は最初の月の請求書に入っていました。

       
          収入      支出     残高
退職金    3,500,000         
店舗買取             3,000,000   
3月分家賃             220,000
釣銭準備金             150,000
小口残金               50,000
2/28食材在庫          170,000            
3月分火災保険料         22,000
水道料(日割り分)         12,000            
レジ                 100,000    -224,000


この退職金はどのように帳簿につけたらよいのでしょうか。
金銭のやりとりはなく、上記のような計算書をいただいただけです。
帳簿付けも申告も初めてのことで、本もいろいろ読んでいるのですが、
処理の仕方がわからなくて困っています。
よろしくお願いいたします。

handhandさん ( 東京都 / 男性 / 43歳 )

帳簿のつけ方について

2012/02/22 14:07
( 5 .0)

 handhand様

 はじめまして、税理士の及川と申します。
 個人事業主としての起業おめでとうございます。

 早速、ご質問に回答いたします。
 退職金から店舗引継経費を差し引いての請求書なので、とても難しいですよね。
 
 まず、退職金と個人事業主としての事業経費を分けて考えます。
 退職金は、税金上退職所得として計算いたします。
 個人事業としての収入とは別の計算となります。
 退職金の3,500,000円を元手に個人事業を始めたと考えれば、わかりやすいと思います。

 帳簿のつけ方(仕訳)としては、以下のようになります。
 建物付属設備   3,000,000 未払金  224,000
 地代家賃      220,000 元入金 3,500,000
 小口現金(釣り銭) 150,000
 小口現金(経費)   50,000
 商品仕入      170,000
 支払保険料      22,000
 水道光熱費      12,000
 小口現金(レジ)  100,000  

 ここでは、店舗買取の3,000,000円を店舗設備として考えました。
 実際は内容を精査しないと処理はできませんのでご注意ください。

 参考になれば幸いです。
 

評価・お礼

handhand さん

2012/02/22 23:34

早々にご回答いただきありがとうございました。
一番の疑問点をわかりやすくご説明いただきありがとうございます。
もやもやがすっきりしました。
店舗買取については、これ以上書かれていないので、
細かく確認したいと思います。
どうもありがとうございました。

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