松岡 毅賢(工務店)- コラム「体育館 ライン引き工事(バスケットボール)」 - 専門家プロファイル

松岡 毅賢
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松岡 毅賢

マツオカ タカヨシ
( 工務店 )
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体育館 ライン引き工事(バスケットボール)

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体育館 塗装工事 2012-03-07 13:52

ご存知ですか?バスケットボールのルール改正に伴いコートラインへの改修工事が必要となりました。

バスケットボールのルール改正に伴い体育館及び体育施設へのバスケットボールコートライン改線工事(体育施設 ライン引き)が進んでいます

バスケットボールのルール改正(新ルールとバスケットコートデザイン変更)に伴うコートライン変更箇所について。

日本バスケットボール協会はFIBA(国際バスケットボール連盟)Official Basketball Rules 2010のとおり、
ルール(国際競技規則)の変更を行い新ルールを適用します。
Official Basketball Rules 2010の改正にはコートデザインの変更が必要となっています。

新ルールの採用は2011年4月1から始まり、ルール変更(新コートデザイン)を採用するまでの猶予期間は2013年3月31日までとしています。


1、制限区域の変更
制限区域の大きさが変更される(形が台形から長方形となります。)
バスケットからフリースローラインまでの距離とフリースロー・ライン自体の長さに変更はありません。

制限区域とは、下記の1~3で区画(構成)されたコートの長方形をいう(2と3はラインを含む)

(1)エンド・ライン(バスケットより後方のライン)
(2)フリースロー・ライン及びフリー・スローラインを延長したライン(フリースロー・ラインとつながっている箇所)
(3)エンド・ラインの中央から左右2.45mの点からフリースロー・ラインを延長したラインとの交点まで、エンド・
   ラインと直角に描かれた2本の直線(寸法はラインの外側までとする)


2、スリーポイントラインの変更
スリーポイントラインがバスケットの中心からライン外側まで50cm延長され、6.25mから6.75mへ変更となります。
コート自体の大きさは変わりません


ツー・ポイント/スリー・ポイント・フィールド・ゴール・エリア
1チームのツー・ポイント・フィールド・ゴール・エリア(以下,ツー・ポイント・エリアという)とは、相手チームのバスケットに近い、次に示すラインで区画された(ラインを含む)コートの部分をいう
(1) 外側の縁までの距離がサイド・ラインの内側の縁から0.90mとなるようにエンド・ラインと直角に描かれた2本の平行な直線
(2)(1)のライン(直線)との交点まで描いた相手チームのバスケットの真下を中心とする円周の外側までが半径6.75㎝の半円の1部
(4)(1),(2)で表されるラインをスリー・ポイント・ラインという。

1チームのスリー・ポイント・フィールド・ゴール・エリア(以下,スリーポイント・エリアという)とは,コートのツー・ポイント・エリアを除いた部分をいう。

 


3、スローインサイドラインの新設
スローインサイドラインとは、オフィシャルズテーブル反対側のサイドラインにコートの外側に向かって引かれる短いラインです。
このスローインサイドラインの位置は、新コートデザインのスリーポイントラインの頂点(センター・サークルに一番近い部分)の位置と一致するところになります。

スローインサイドラインは、第4ピリオドまたは各延長時限の最後の2分間にタイムアウトが認められ、タイムアウトを認められたチームのバックコートから、
スローインのボールが与えられてゲームが再開される場合には、そのチームのフロント・コート 『スロー・イン・サイド・ライン』の位置からスローインすること
に変更されます。


スロー・イン・サイドライン
オフィシャルズ・テーブルから遠いほうのサイド・ラインに,コートの外側に向かってサイド・ラインと直角に短いラインを描く、このラインをスロー・イン・サイド・ラインという。
(1) ラインを描く位置は、エンド・ラインの内側の縁から8.325(m)のところとすろ(これは、スロー・ポイント・ラインの頂点の位置と一致するところである)。
(2) ラインの長さは、サイド・ラインの外側の縁から15㎝


4、ノーチャージセミサークルの新設
ノーチャージセミサークルは相手チームのバスケットの真下を中心とする円周の内側までが半径1.25mの半円です。このラインをあらたに新設します。
その中に立っているディフェンスにオフェンスが触れ合ったとしても(責任が攻撃側プレイヤーにあったとしても、
オフェンスにはチャージングのパーソナルファウルが宣せられることはないエリアとなっています。


ノー・チャージ・セミサークル
ノー・チャージ・セミサク―ルとは、制限区域内に描かれた、次に示すラインをいう。
(1) バスケットの真下を中心とする円周の内側までが半径1.25mの半円と、その端をサイド・ラインと平行エンド・ラインの内側の縁から1.2mの位置まで延長ライン
(ラインの端はバックボードの表面の位置と一致する)
(2) エンド・ラインの内側の縁から半円の中心までの距離は1.575mとする。


5、24秒ルールの変更

オフェンスがフロント・コートでスロー・インのボールが与えられるときに24秒計がリセットされるケースが、あらたに「リセットされずに継続してはかるケース」、
「14秒にリセットされるケース」
に分類されることになります。

現行の規則で継続してはかることになっているケースについて、あるいは攻撃側チームが自チームのバック・コートからスロー・インを行う場合で24秒計がリセット
されるケースについては、従来のとおりで変更はない。

攻撃側チームが自チームのフロント・コートでスロー・インのボールが与えられる場合で24秒計がリセットされるケースについては、次の2つのケースに分類される。

① 24秒計の残り時間の表示が14秒以上であったとき、24秒計はリセットされず、残りの時間を継続してはかる。

② 24秒計の残り時間の表示が13秒以下であったときは、24秒計は14秒にリセットされる。

 

新ルールの採用時期について


Official Basketball Rules 2010の改正にはコートデザインの変更が必要となっています。

財団法人日本バスケットボール協会では、協会ならびに加盟各団体が主催する大会において、順次,新ルールの採用を発表しています。

長期休暇に入り、バスケットボールコートライン変更工事が込み合うと予想されます。

これらのことから、新ルールコートデザイン採用に伴うコートライン変更工事の、早めのご検討、早めの実施をお勧めします。

また、コートライン変更工事には経験が重要です、業者選定するにあたり、実務経験並びに工事方法を確認することをお勧めします。

 

ライン工事の工法について


ライン工事には、いくつかの工法があります。レジペント着色工法やサンダー研磨工法、リ・サフェース工法、フローリングサンディング工法(床研磨塗装)があります。


レジペント着色工法はいくつかの工法から不要コートラインの除去方法を選定します、近似色への色合わせも木目を活かした形でいくつかの工法から選定します。

長年の経過による着色部の剥離がほとんどありません。業者選定には剥離への保証等ができるかの確認が必要です。

価格もローコストで行うことができます。


サンダー研磨工法は、サンダーにより研磨し着色を行う工法です。長年の経過による着色部の剥離がほとんどありませんが業者選定には剥離への保証等ができるかの確認が必要です。


リ・サフェースはフロアメンテナンスも兼ねた工法です。新築時には適切な塗膜性能ですが、経年劣化により失われている場合があります。
これらをリ・サフェースにより改善することができます。業者選定には剥離への保証等ができるかの確認が必要です。

体育館、フローリングサンディング(床研磨塗装工法)は床全面を削り白木の状態にすることで、新ルールコートラインを全面新しく書き込むことができます。
また、フロアの目違い・あばれ・反り等を取り除けるため美しい仕上がりが得られます。体育施設の不具合箇所(床鳴り・レベル調整・張り替え・体育器具修繕)などの
改修も同時におこなえば最高のメンテナンスとなり、体育館フロアの長寿命化が期待できます。ライン書き換え工事と合わせての床改修工事です

 弊社のバスケットボールコートライン改線工事(体育館 コートライン引き工事)との係り。

弊社は昭和43年に跳び箱、坊球ネット(卓球用)製造の町工場を起業し、
昭和46年に体育館フロア工事(床研磨・塗装・コートライン引き)・体育設備工事(床金具・バスケットボール等)を
手掛ける施工会社として霜鳥を設立しました。

体育館フロア工事を行っているため、各種スポーツコートライン引きをはじめとして、バスケットボールのコートライン
設置工事においても数多くの実績を持ちます。

バスケットボールライン改線工事(体育館 ライン引き工事)においても数多くの実績を持ちます
これらの実績と経験から、バスケットボールに携わる方により快適な競技環境として使用していただけるよう
従来からの工事方法を改良し、
~より見やすく・より安全に~をテーマに施工を行っています。

これに付随した体育館の新築・改築・補修・コート補修までもを行います

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