大塚 嘉一
オオツカ ヨシカズコラム一覧
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ウエストコーストとポルシェ・356スピードスターの思い出
ポルシェにはあまり乗ったことがないのですが、その昔に一度だけ、356スピードスターで、真夏のウエストコーストをドライブしたことがあります。 弁護士業務の合間を縫うようにして飛んだアメリカ、初めての右側通行では、右折左折の折にも、どのレーンに進めばよいのか右往左往する始末です。それでも運転に慣れてくると、その軽快感こそが、ポルシェの原点ともいうべきこの車の真骨頂だと実感できたのでした。バスタブ...(続きを読む)
防水保障のないロレックス
私の愛用の腕時計は、ロレックスのオイスター・パペチュアル・デイト。今は、ロレックスと言いならわされているようなので、そう言ったものの、昔はローレックスと、伸ばして言っていたと思うのですが。原音に忠実に、というのが最近の考えなのでしょうか。 ロレックスは、完全防水、自動巻き、日付が瞬時に変わることなど、(当時としては)画期的な機能が、シンプルな美しいボディに溶け合っているのが、素晴らしい。特に...(続きを読む)
ヴァニティ・フェア、再び
以前、ヴァニティ・フェアをご紹介しました。ポルトローナ・フラウ社の椅子の傑作です。 最近、ある缶コーヒーの缶に露出しているのを発見しました。ジョージアの、その名も「ご褒美ラウンジ」。缶に張り付いたヴァニティ・フェアを見て、うれしくなって、つい三本、立て続けに飲んでしまいました。販売元の思惑通り、と言うことでしょうか。 グローバル化が進行し、ますます人は、取り換え可能な部品と化しつつありま...(続きを読む)
ブルックスブラザーズのツイードのジャケット
ジャケットが出来たとブルックスブラザーズのショップから連絡がありました。立ち寄って、例の濃いブルーの紙袋に入れてもらい、受け取ってきました。 弁護士業務中の服装は、スーツがほとんどで、ジャケットを着ることはまずありません。たまの機会にブレザーを着るくらいです。 私が、お洒落に目覚めたのは、司法試験の受験生の時代。受験生仲間に、お洒落な女性がいました。それまで、ファッションには、興味も関心...(続きを読む)
一秒でアメリカ人になる方法
以前にも紹介しましたが、大事なことなので、もう一度。 舌全体を持ち上げ、その奥の方(根本の方)の両脇を、上の奥の左右の歯の内側につけるようにして、先端は垂らすようにします。そのようにして、アーと言ってみます。すると、これはびっくり、アメリカ人が、話をしている最中に、いったんストップし、次の言葉を探しているときなどに漏れてくる、あの音が、出てくるではないですか。 日本人が日本語を話す場合、...(続きを読む)
白木勇日本国最高裁判所第一小法廷裁判長は最高裁判事の器に非ず
1 最高裁第一小法廷は、本日(平成26年7月24日)、大阪の女児虐待死事件で、被告人の刑を検察の求刑懲役10年を超える懲役15年とした一審の大阪地裁の裁判員裁判判決を支持した大阪高裁判決に対する上告審で、量刑を見直し、被告人の一人に対して懲役10年、もう一人の被告人に対して懲役8年とする判決を言い渡しました。裁判員裁判の量刑についての結論を最高裁が覆すことになる初めての判断です。この結論は、裁判...(続きを読む)
情報提供(1)埼玉弁護士会死刑制度廃止検討プロジェクト・チームの報告(その3)
埼玉弁護士会の死刑制度廃止検討プロジェクト・チーム、精力的に活動を続けています。 今年(平成26年)の3月をめどに、埼玉弁護士会の会員を対象に、死刑問題に関するアンケートを実施すること、そのために、会員向けに、情報提供として、文書を1月、2月と、二回ほど行うことを決めました。アンケートの結果は、公表の予定です。 弁護士といえども、死刑問題に興味関心のない者がおり、いかにして注意をひきつけ...(続きを読む)
伊勢丹浦和店とクレーマー
浦和の伊勢丹は、私の事務所から歩いて5分くらい。よく利用します。 先日、妻と買い物に行きました。アッ、と妻の声。見ると左手薬指の先がちょっと切れています。現場を点検すると、妻にも不注意があったかもしれないが、お店の造作にも問題がありそう。 そこで、その造作の問題点を詳細に書いて、善処方を要請する手紙を送りました。出したあと、クレーマーと思われたらいやだなと思いました。 すると、手紙が...(続きを読む)
映画「永遠のゼロ」は世紀の駄作、ガラパゴス映画
百田尚樹の「永遠のゼロ」が映画化されたと聞き、早速見に行ってきました。映画館で映画を見るのは数年ぶりという人間なので、的外れはご容赦のほどを。 本作品の最大の欠点は、原作にあった、エピローグの部分、米軍が主人公の遺体を、敬意を表して水葬に付す場面が、抜けていることです。 本作品の粗筋は、太平洋戦争中のゼロ戦乗りである主人公が、日ごろは家族に会うために必ず帰ると決意し、周囲の誹りにひ...(続きを読む)
オスプレイ着艦に想う小林秀雄の放言
小林秀雄は、戦後間もなく、ある座談会で、「僕は馬鹿だから反省なんぞしない。利口な奴は勝手にたんと反省すればいいだろう」と放言したそうです(小林秀雄全集第8巻187頁)。江戸っ子が啖呵を切ったようで、かっこいい。しかし理論がない。 米軍のヘリコプターといいますか、飛行機といいますか、垂直離着陸できる飛行機、オスプレイが話題になっています。今年に入り、海上自衛隊の護衛艦の「ひゅうが」や「い...(続きを読む)
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