八納 啓造
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コラム一覧
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サッシと家の耐久性で押さえておきたい話し
4.サッシについて押さえておきたいこと 構造以外で耐久性に影響するものとして、サッシ(外部に面する窓)をあげることが出来ます。サッシは、木製、鉄製、アルミ製、樹脂製、ステンレス製などがあり、最近では、外部がアルミで内部が樹脂で出来た複合サッシもあります。木製や樹脂製は、用途地域によって使えないことも多いので、必ずしも好みのものを使うということは出来ません(準防火地域、防火地域では使えません)...(続きを読む)
全てにおいて湿気は大敵と覚えましょう
3.全てにおいて湿気は大敵と覚えておきましょう 構造に関わらず、湿気は家にとって大敵です。木造の場合は構造材を腐らせ、鉄骨造の場合は鉄骨を錆させます。鉄筋コンクリート造の場合は、湿度が高い室内環境になり、ダニやカビの発生を引き寄せます。いずれにしても、湿気は建物にとっていいものをもたらしません。耐久性という意味でも湿気が発生しないように建物を作ることは外せないでしょう。 では、どうすれば...(続きを読む)
今日発売のプレジデントファミリー10月号に掲載されました
本日発売のプレジデントファミリーに特集で掲載していただきました。7月に東京のとあるご自宅に伺い「どういう住環境なら、わが子が集中したりやる気が出たりするか?」をチェックしていくという内容です。私は4人の専門家(塾講師、内科医、家族カウンセラー、建築家)のうちの建築家として登場させていただきました。ご興味がある方は、HPをご覧ください。また一般書店やコンビニでも本は並んでいると思います。 http:...(続きを読む)
どうすれば将来の耐久性に柔軟に対応出来るのだろうか?
2.将来のライフスタイルに柔軟に対応出来るか? 木造の住宅の寿命の一つの要因として「設備の進化や大きさ、容量に対応が出来なかった」というものがあります。これは、思っている以上に影響がありました。例えば、1970年代に建てた家では、2000年時点で、お風呂の大きさや冷蔵庫の大きさ、さらに家電製品の量や電気容量の違いなどが大きく、その当時の家では対応が難しいということもありました。 また、...(続きを読む)
メンテナンスフリーは本当にいいのか?
耐久性に関しては、構造も重要ですがそれ以外にも押さえておきたいポイントがいくつかあります。 今回から数回にわたりそれをお伝えしましょう。 その1.メンテナンスフリーで気をつけたいこと よく「メンテナンスフリーのものにしたい」「メンテナンスが不要な材料を選びたい」という要望が家造りをする際に出てきます。メンテナンスが不要で長持ちすればという思いでこの要望が出てきているのですが、ここで...(続きを読む)
それぞれの構造の耐久性を把握しよう
木造の寿命は「26年程度」と世間的に言われているため、木造は耐久性が低いというふうに思っている人も多いようです。 よくよくこの26年の要因を調べてみると、ライフスタイルの変化に対応できない、設備の入れ替えのサイズが合わない、構造の木部分が腐ってきた&白アリにやられたというふうに、構造自体が駄目になるケース以外も多々あることに気付かされます。 では、ここで木造、鉄骨造、鉄筋コンクリート造の...(続きを読む)
木造住宅は耐震性が低いのか?
家造りの相談に来られる方の多くが「木造は構造的に弱そうで心配」というふうに言われます。 構造とは建物の形をなす骨格で、木造以外には鉄筋コンクリート造と鉄骨造が主流としてあります。 「耐震性の事を考えたら鉄筋コンクリート造の方が良いのではないか?」 そのように考える人も多いです。 実際、東日本大震災で襲った津波は木造住宅の多くが流されました。そんな中、残っていたのは鉄筋コンクリー...(続きを読む)
省エネ、災害に強い建築の具体的な4つの柱について
1.耐震性、耐久性に優れていること これまで取り組んできた耐震性の高い建築空間、そして「湿気ない空間づくり」をベースにした耐久性の高い建築造り(木造で耐用年数100年を基準)を徹底します。 2.自然エネルギーを賢く活用すること これまでも取り組んできた半地下を活用した地熱利用、開口レイアウトによる太陽光の活用、雨水利用、ルーバーによる採光の調整をはじめ、随時取り組み中の太陽集熱による暖気の活用...(続きを読む)
東日本大震災を通じて、私たちに一体何が出来るだろうか?
「私たちに、一体何が出来るだろうか?」 これは2011年3月11日に発生した東日本大震災を通じて日々感じていることです。 安心して住まえる家、これからの省エネ時代にしっかりと対応出来る家、そして地球環境にも優しい建築造り。 これかが私たちに出来る最善のことだと実感しています。それらを実現するために具体的な4つの柱を掲げました。(続きを読む)
8月7日「故郷と家族を繋ぐ家」完成披露会IN尾道向島
8月6日の広島の完成披露会に引き続き、7日(日)には尾道市向島町にて「故郷と家族を繋ぐ家」の完成披露会を開催します。連日の違う場所での披露会ですが、それぞれの建物にテーマや趣がガラッと変わるので個人的にも楽しみなところです。調整地域&路地奥など建築的制限が色々ありましたが、ひねりを加えてクリアーさせたこの住まいを体感ください。ロフトから思わず息を飲んでしまう瀬戸内海の風景も個人的には好みです^^(続きを読む)
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