八納 啓造(建築家)- コラム「勉強机を考える その2 存在意義?」 - 専門家プロファイル

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ヤノウ ケイゾウ
( 建築家 )
株式会社G proportion アーキテクツ 代表取締役
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勉強机を考える その2 存在意義?

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子供の住環境を考える 勉強机を考える 2009-10-07 08:00

勉強机を考える その2



勉強机の詳細の話に入る前に、お話ししたい事があります。
それは「勉強机」という文化時代が日本独特のものであるという事です。

もちろん世界的に見ると全くないという訳ではありませんが、どの家にも
勉強机があるというのは、日本と韓国ぐらいでしょう。

それくらい、勉強専用机というものは独特なものです。
ちなみにヨーロッパでは一般的に自宅で勉強をさせません。
勉強は、学校でやるもの、というのが一般常識ですし、学校で間に合わない
場合は公共施設を活用するのが常です。

欧米であるのは、レター机と言って、プライバシーを保つ事の出来る寝室に
手紙を書くための机として置いていますが、それ以外の勉強専用机という
ものはほとんどありません。

日本の場合は、小学校に入る事に両親から勉強机をプレゼントされる習慣が
ありますが、夫婦の本音として「机を置いても邪魔になるし、実際に勉強
しないしいらないよね・・」という声も聞こえてきます。

もし勉強机をこれから買う予定がある方は、ぜひ今回の話をご両親として
見てくださいね。
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