コラム一覧
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アイアンでつくった、特注門扉。
加藤幸彦(エス)です。 前回コラムにつづいて、今回も鍛鉄作家「中澤恒夫」さんの作品です。 写真は、住宅作品「中庭のある白い家」のエントランス部分。鉄製の特注門扉です。この門扉を開けて、道路から中庭(エントランス庭)へとアクセスします。 東京の美術大学を出たあとイタリアのトレヴィゾという街で、本場の経験を積んだ中澤恒夫さんの作風は、伝統の香りを少し感じさせながら、何にも似ていない独特のオリジナリティ...(続きを読む)
古い座卓の天板に、アイアン製の脚を取付けました。
加藤幸彦(エス)です。 完成引渡しから半年が過ぎた「コモレビテラスハウス」。夏を迎えたピアノのあるリビングルームに、先日、特注製作のテーブルを搬入してきました。 「特注」とは言っても、完全なオリジナルではありません。建て主さんの古いお宅には、今までずっと使ってきた古い座卓がありました。その天板を再利用したものなのです。 何十年も使いこんできた結果、木目がくっきりと浮き出した1枚の板。それを新しいテ...(続きを読む)
インターネットで家の設計を依頼する、ということ。
加藤幸彦(エス)です。 ずいぶん久しぶりになりましたが、ブログ「OPEN-G日記」を更新しました。 私がエスのWEBSITEをつくって10年ほど経ちます。ここ最近は、WEBSITE経由での設計依頼が増えてきました。そのことについて、ちょっと考えてみたプログです。 ご一読いただけたら、うれしいです。 ***************************************** OPEN-G日記...(続きを読む)
「カフェ」のようなリビングルーム。
加藤幸彦(エス)です。 最近、30代の施主さんを中心に「カフェのようなリビングルーム」というイメージが共有されつつあります。ただ単に「オシャレな」な感じを目指しているわけではありません。 この「カフェのようなリビングルーム」というのは「凄く革命的なこと」なのだと、じつは僕は思っています。 今までのリビングルームといえば、「お父さん+お母さん+子どもたちが、同時に同じ場所で、同じことに興味を向ける空...(続きを読む)
リトルスターレストラン@三鷹
加藤幸彦(エス)です。 三鷹にある素敵なレストランをご紹介しましょう。 三鷹駅南口から通りを少し歩いた場所にある「リトルスターレストラン」です。2004年に、エスがインテリア設計をさせていただいた店舗。先日、8周年をむかえ、三鷹エリアで根強いファンを獲得しているお店です。 「普段着のごちそう」をコンセプトにしたお店づくりは、訪れたお客さんたちを本当の意味でリラックスさせてくれます。味は、ウソの無い...(続きを読む)
お気に入りのcafeで、設計打合せを。
加藤幸彦(エス)です。 注文住宅をつくるとき、たくさんの「設計打合せ」を行ないます。 打合せする場所はさまざまです。施主さんに事務所まで来ていただいたり、逆にこちらから現在のお施主さん宅へお伺いすることも数多くあります。 それ以外の場所で行なうこともあります。たとえば、素材のショールームに一緒に出かけて、そこの打合せコーナーで。ときには、施主さんのお気に入りのcafeで待ち合わせして、ゆっくりラン...(続きを読む)
小さくても欲しい!「屋上ウッドデッキ」。
加藤幸彦(エス)です。 根強く人気のウッドデッキ。アウトドアリビングとして、ミニガーデンとして、とても楽しい場所です。 エスでは、ウッドデッキのある住宅を数多く設計しています。 写真は、住宅作品「ハウス・エアロチーノ」の屋上ウッドデッキ。広さは、約5畳。レッドシダー材で製作、表面の塗装は施主さんがセルフ作業で仕上ました。小さけれど、素敵な場所です。このウッドデッキの存在が「ハウス・エアロチーノ」の...(続きを読む)
リビングルームのハイサイド窓(高窓)。
加藤幸彦(エス)です。 旗竿状の土地にたつ「ハウス・エアロチーノ」。周囲はすべて隣家に囲まれていて、窓を開放できません。 そこで、「空」に向けて大きなハイサイド窓(高窓)を開けることにしました。その窓を通して、青空の様子や雲の動きを感じることができます。そして、つねに時間の経過や季節の移り変わりが室内に伝わってきます。とっても明るくて、素敵なリビングルームが実現したのです。 不利な条件に直面したと...(続きを読む)
旗竿の土地。2階リビング&2階玄関
加藤幸彦(エス)です。 住宅作品「ハウス・エアロチーノ」です。 この住宅の敷地は、いわゆる「旗竿土地」(敷地延長とも)。周囲はすべて隣家にかこまれていて、道路に面するのはわずか2.5mの旗竿状の部分のみです。容積率いっぱいに建てようとすると、必然的に旗竿以外のところを目一杯使わなくてはいけません。 このとても不利な条件のなか、2階に大きなリビングルームを設けて、1階は「寝るだけ」の寝室と水まわりを...(続きを読む)
エイジングを楽しむ。メンテナンスフリーのひとつの方法。
加藤幸彦(エス)です。 写真は、住宅作品「小鳥が自由に飛びまわる大きなリビングルーム」。道路に面した、外観の様子です。 外壁仕上は、1階にガルバリウム鋼板、2階にはレッドシダー材(ベイスギ)の板張りを採用しています。この取り合わせは、「メンテナンスフリー」のひとつの考え方を示しています。 まず、1階のガルバリウム鋼板。言わずと知れた高耐久性の素材です。基材(鉄板)の上に、亜鉛合金のメッキ層、その上...(続きを読む)
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