岩川 昌樹
イワカワ マサキアクサ生命のユニットリンクについて
マネー 生命保険・医療保険 2017/05/23 20:38先日ある保険代理店のFPにもともと定期預金に預け入れている貯蓄を増やせる方法はないかと思い相談したところアクサ生命のユニットリンクという商品を勧められました。
外国株式100%で月々1万を保険料として支払い、10年後に払い済みにすれば120万より多く手元にお金が返ってくるという説明でした。
私の希望として、元本割れだけは絶対に嫌だとFPに伝えたんですが、「10年後なら絶対に元本割れしない」と断言されました。
説明を受けている時は前向きに検討していたんですが帰宅してネットの評判やこちらのHPを見ているとだんだんと不安になってきました。
因みにまだ契約手続きはしておりません。
FPの説明を信用して大丈夫でしょうか。FP自身の手元に入る手数料の高い商品を勧められているだけのような気もします。
もし他に良い保険があれば教えて頂きたいです。
・30代前半女性
・今は独身ですが近いうちに結婚する予定
・運用に使える貯蓄は200万
・保険として加入するというよりは資産を増やすことが目的
・元金が減るのは絶対に嫌
補足
2017/05/27 13:483名の専門家の先生方、詳しく回答して頂き本当に有難うございました。
今回自分がいかに無知な状態でFPの言われるがまま保険を契約しようとしていたかを痛感致しました。
貯蓄のほうばかりに目が行ってしまい、現時点で大して必要のない死亡保障付の保険を契約しても仕方ないことだなと冷静になれました。
今まで眼中になかった投資信託も、調べていくうちに興味がわいてきたので今後視野に入れていきたいと思います。
ちゃこ424さん ( 兵庫県 / 女性 / 31歳 )
絶対に元本割れしない!?
- ( 4 .0)
はじめまして、FPブレーンの岩川と申します。
ちゃこ424さんのご質問のユニットリンクは、変額保険という商品です。
変額保険は、投資信託と生命保険を組み合わせた保険商品で、
預けた保険料で、間接的に投資信託を購入しています。
>> 10年後に払い済みにすれば120万より多く手元にお金が返ってくる
>> 10年後なら絶対に元本割れしない」と断言されました。
長期的な運用により、元本割れの可能性が低くなっても「絶対元本割れしない」ことは避けられません。
>>・30代前半女性・今は独身ですが近いうちに結婚する予定
>>・運用に使える貯蓄は200万
>>・保険として加入するというよりは資産を増やすことが目的
始めに、運用期間を決定することが大切です。
その運用期間によって、最適な商品選択が出来るようになります。
仮に、10年、20年など老後を目的とした運用の場合は、投資信託等を利用して長期国際分散投資をおこなうのは選択肢の1つといえます。
しかし、ちゃこ424さんが心配する「・元金が減るのは絶対に嫌」という点ですが、
これは、価格変動がともなうため、スタート当初は元金を割り込むことは避けられません。
ただ、運用期間が長くとることで、ある程度回避する事も可能になります。
投資は一見、ギャンブルと変わりない行為に感じられますが、そうではありません。
世界の大切な公的年金原資は、株式や債券で運用されているように、十分な知識と方法を理解すれば計画的な資産形成を検討されていいかがでしょう。
貯蓄保険は、保障と貯蓄(運用)を同時に準備できるのはメリットと思われますが、保障は保険で準備し、貯蓄(運用)は、投資信託など金融商品で準備する。何もかも生命保険で解決せず、目的に適した商品を選択することが結果効果的ではないでしょうか。
ご不明な点などありましたら、気軽にご質問ください。
評価・お礼
ちゃこ424 さん
2017/05/24 22:48
初めまして、アドバイス有難うございます。
FPさんは長期的に預ける分元本割れのリスクが小さくなるという意味で元本割れしないと言ったのかもしれません。
運用期間は長期で考えております。
長期国際分散投資とはどういったものなのでしょうか。。
全く知識のない私が本屋で売ってる本を読んで勉強したくらいで投資信託出来るのか疑問と不安があります。
初心者でも始めやすいものがあるのであれば是非教えて頂きたいです。
岩川 昌樹
2017/05/25 15:00
ちゃこ424 さま
長期国際分散投資とは、世界中の優良企業の株式や債券に分散投資をして、じっくりと寝かせて資産を育てる投資です。このような分散投資を千円など小額からできるのが投資信託です。
資産が形成される時間がしっかりと確保できるなら、投資信託は最適な商品です。
ここで、全てを解決出来ませんが、考え方を掲載しているので、お時間ございましたら、ご覧下さい。
資産運用は「教育」によって資産が殖える!
http://www.fpbrain.co.jp/report/20170525