濱田 崇(ITコンサルタント)- Q&A回答「先ずは業務的な要件、次にシステム的な要件」 - 専門家プロファイル

濱田 崇
そのシステムは必要か?見積りは適正か?第三者の立場から助言

濱田 崇

ハマダ タカシ
( 神奈川県 / ITコンサルタント )
代表取締役
Q&A回答への評価:
4.3/12件
サービス:0件
Q&A:21件
コラム:12件
写真:0件
お気軽にお問い合わせください
090-6002-4611
※お電話の際は「"プロファイル"を見た」とお伝え下さい。
印刷画面へ
専門家への個別相談、仕事の依頼、見積の請求などは、こちらからお気軽にお問い合わせください。
問い合わせ
専門家への取材依頼、執筆や講演の依頼などは、こちらからお問い合わせください。
取材の依頼

要件をうまく伝えるための方法はありますか?

法人・ビジネス システム開発・導入 2007/12/13 18:10

システム開発を依頼した際、ユーザー側がどういう使い方をしたいかという「要件」を、開発者の方にうまく伝えることができません。意図をずれなく正確に伝える方法があったら教えてください。

※この質問は、ユーザーの方から事前にいただいたものを、専門家プロファイル が編集して掲載しています。

All About ProFileさん

濱田 崇 専門家

濱田 崇
ITコンサルタント

- good

先ずは業務的な要件、次にシステム的な要件

2007/12/14 12:13

システムの要件を決定するには

1.業務要件(システムを使って何をどうやりたいのか)
2.システム要件(どのようなシステムが欲しいのか)

の順で固める必用があります。

1.
まず発注前に業務要件を漏れなく洗出し書き出す事です。
これが無ければ方針が無いに等しく、システム要件はグラグラと
揺れ動くものになります。
体裁はどのようなものでも良く、とにかく
「第三者が理解できるよう」「細かく」「網羅的に」「具体的に」
を目指して下さい。

2.
次にシステム要件ですが大抵は発注先のSE(又はコンサルタント)から
ヒアリングを受け一緒に固めていくことになります。
可能であれば発注者側である程度纏めておくと以後の助けとなります。
この、2.では1.の内容が基盤となります。
具体的に作成するものは、ユーザの利用シーン、業務フロー、
画面・帳票イメージと部品の定義、データ項目の洗出し、
画面やサーバに必用な機能の定義 etc...です。


質問の「どうしたら要件をうまく伝えられるか」ですが
発注側にできる事は「 1.をしっかりやる」につきます。
発注側ではどうしようもないけれど重要な事は
「SEやコンサルの技量」です。
良い「SEやコンサル」に当たるかどうかは運任せという
のが現状です。私は第三者のコンサルタントを使う事を
オススメしています(その場合、業務要件とシステム要件を
合わせて協力してもらいましょう)。

発注者は、決してシステム的な知識を勉強する必要は無く、
業務要件の纏めと良いパートナー探し(開発会社や第三者コンサル)に
重点を置いて下さい。

http://labo.itsl.jp/

プロフィール評価・口コミ対応業務経歴・実績連絡先・アクセスQ&Aコラム