石野 恵子
イシノ ケイコグループ
パラスポーツ × 芸術 × ビジネス
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先週、私は来年の自分への抱負として「パラスポーツ x ビジネス」の可能性がテーマになるだろう、とこのコラムで書いた。http://profile.ne.jp/pf/ishinokeiko/c/c-165530/
そこに私の趣味でもある「音楽」や「絵画」という要素が加わったら、どんな交響曲となるであろうか。
そのことに気づかせてくれたのがインコグニートのリーダー、ブルーイとの会話だ。クリスマスにはモーションブルーヨコハマ、年末年始はブルーノート東京で公演する。
インコグニートはUKアシッド・ジャズ/ジャズ・ファンクの頂点を極め続けるバンドで、’81年、大の親日家としても知られるギタリスト、プロデューサーのジャン=ポール“ブルーイ”モーニックを中心に結成。様々な国のミュージシャンたちが参加し、ファンキーな音作りと圧倒的なグルーヴで世界のダンス・ミュージック・シーンを牽引し続けてきた。http://www.bluenote.co.jp/jp/artists/incognito/参照
私が毎朝5時に5km走っているように、ブルーイ自身も音楽の仕事で多忙になる前は5時に5マイル走っていたそうだ。ライブの中で、肌の色・信条を超えて世界のLOVE & PEACEを願い、観客にうったえ続けている。この度の来日中に、ロンドンオリンピック・パラリンピックは音楽の祭典でもあったが、東京パラリンピックに関心はないか?と問うと、「呼んでくれたら喜んで演奏するよ」と言ってくれた。
INCOGNITOバンドのメンバーも体を動かすのが好きなようだ。トランペットのシドはアイアンマン経験者だし、ヴォーカルのトニーと東京体育館のトレーニングルームへ行っていた。世界中でライブするミュージシャンには体力がつきものだ。
年末に出会った人たちとのつながりも加わり、私の幅広い人脈の可能性はどこまで広がっていくのだろう。アーティストとアスリート、芸術とパラスポーツに関わる人をつなぐ橋渡しができないだろうか。答えはもしかしたら、あなたが持っているかもしれない。
(インコグニートのブルーイと、2015.12.25モーションブルーヨコハマ公演後)
(シド、トニー、アンディーとトレーニング後に新宿のタカマル鮮魚店にて)
「パラリンピック」のコラム
INCOGNITOを東京パラリンピックで!(2016/01/14 09:01)
障害者スポーツ x ビジネス(2015/12/21 07:12)
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