井元 雄一(WHO基準カイロプラクター 健康科学博士)- コラム「老化で姿勢が悪くなるの?」 - 専門家プロファイル

井元 雄一
「腰痛」「肩こり」「姿勢矯正」背骨のゆがみはおまかせ下さい!

井元 雄一

イモト ユウイチ
( 神奈川県 / WHO基準カイロプラクター 健康科学博士 )
しあわせ家族の安心カイロプラクティック KCSセンター 院長
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老化で姿勢が悪くなるの?

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健康せぼね知識 2016-08-12 11:54

こんにちは。

健康科学博士号を持つカイロプラクターの井元です。

姿勢が悪くなると、身体に負担がかかることはご存知だと思いますが、
では、一体どうして姿勢が悪くなってしまうのでしょう?


年を取ると腰が曲がってくる人が日本には多いですから、
やはり老化が原因なのでしょうか?


今日は、そのあたりの説明を少ししていきましょう。


ご存知のように、背骨は小さな椎骨が重なってS字カーブを形成していますが、
それを支えているのは実は筋肉です。


背骨の周りには筋肉がついていて、それが背骨を支えています。
背骨のすぐそばについている筋肉があるのです。 


それらの筋肉は体の奥にあることから「深層筋(しんそうきん)」と呼ばれますが、
その「深層筋(しんそうきん)」が背骨を安定させ、姿勢を保っています。


筋肉にもいろいろな種類があり、普段、私たちが意識できる筋肉の多くは
「表層筋(ひょうそうきん)」と呼ばれる体の外側にある筋肉です。


腕立て伏せや腹筋などの筋トレをして強化しているのも、ほとんどがこの「表層筋(ひょうそうきん)」です。


体の奥にある「深層筋(しんそうきん)」は、なかなか意識することが難しいものです。

運動をしていても「深層筋(しんそうきん)」はなかなかうまくトレーニングできないのに加えて、
運動不足になった際にも衰えやすいので、その結果、「深層筋(しんそうきん)」が少なくなってしまい、
背骨をしっかりと支えられなくなり姿勢が悪くなることがあるのです。


加齢だけにと留まらず、たとえばスポーツをされている方でも、
「一部の筋肉だけを使いすぎて、残りの筋肉はほとんど使わない」
といったアンバランスな状態が続くと、筋肉が引き合うバランスが崩れてしまいます。
その結果、背骨がゆがんでしまいます。


たとえば、長時間椅子に座る場合も、猫背のように背中を丸めた方がラクに感じるかもしれません。
でも実は、お腹はゆるむのに対して体が前に傾むくため、重い頭を支えるため、背中の筋肉にはかなりの負担がかかります。

そのため、肩こりや腰痛、神経痛など、体の背面側の症状が起きやすくなるんです。


つまり、加齢によって姿勢が悪くなるのではなく、筋肉の間違った使い方や
悪い習慣によって起こる筋肉のアンバランスさが姿勢を悪くする原因というわけですね。


【まとめ】
・背骨を支えているのは筋肉
・姿勢を支えるのは「深層筋(しんそうきん)」
「深層筋(しんそうきん)」は意識しにくいのでトレーニング困難
・筋肉のアンバランスが背骨をゆがませる
・悪い姿勢が肩こりや腰痛などを引き起こす 
・先生や治療院選びは 慎重に

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